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年金っていくらもらえるんだろう?

将来に不安がある

6月にめでたく誕生日を迎えました。
誕生日にもらうものと言えば、誕生日プレゼントですよね!
そして、もう一つ、国からのプレゼントが「年金宅急便」です。

年金宅急便を見ると、
自分の年金額がどのくらい溜まってるのか確認できて、便利なんですよね。
でも、そもそも年金がいくらくらいあれば老後の心配がないんでしょうね。
今回は、将来の年金額について整理してみました。


そもそも老後の生活費っていくら必要?

夫婦2人で老後生活を送るうえで、
どのくらいの生活費が必要なんでしょうね。
確かに、年をとれば今ほどお金を使うことは無くなると思うので、
必要最低限の生活費があれば、なんとかやっていけそうですが。

公益財団法人 生命保険文化センター
老後の生活費がどのくらい必要か出ていました。

夫婦2人で老後生活を送るうえで必要最低限の生活費は、
月額平均23.2万円だそうです。
さらにゆとりのある老後生活を送るのに必要な生活費は、
月額平均37.9万円だそうです。

「老後2,000万円問題」もありましたが、
この生活費を将来の年金でどのくらいカバーできるんでしょうか。

年金宅急便で自分の年金額を知ろう!

何はともあれ、
まずは自分が詳細どのくらい年金がもらえるか知りたいですよね。
誕生月に届く「年金宅急便」を見れば、
・これまで自分がいくら保険料を納付してきたか、
・これまでの年金加入期間、
・現時点での年金額、
を確認することができます。

年金を受給するためには120月(10年)以上の加入実績が必要なので、
まずは年金加入期間を確認しておきましょう。
次に年金額。老齢基礎年金と老齢厚生年金の2段書きになっていて、
一番下に合計額が記載されています。

年金宅急便は通常毎年ハガキが送られてきますが、
節目の年(35歳、45歳、59歳)には封書で送られてきます。
ハガキ版とは異なり、年金加入記録の詳細が掲載されており、
全加入期間の保険料納付履歴を確認することができます。

ただ、これでは現時点での年金額しか分からないので、
この先自分の年金額がどのくらい増えるのかは分かりません。

ねんきんネットで将来の年金額を試算

年金宅急便では年に1回しか自分の年金額を確認することができませんが、
「ねんきんネット」ならいつでも確認することができ、
さらに将来の年金額をシミュレーションすることができます。

ねんきんネットで情報を確認するためには、
登録が必要になります。(ちょっと面倒くさいですが。)
登録の仕方は2つあって、
1つはマイナポータルからの登録
2つめはねんきんネットのユーザID取得

最近のマイナンバーカードを巡るトラブルでマイナンバーカードに不安を感じる方も多いと思いますが、私はマイナポータルから登録しました。

マイナポータルにログイン後、「年金記録・見込額を見る(ねんきんネット)」より、ねんきん宅急便の情報をいつでも確認することができます。

また、以下の画面より、将来の年金額を試算することができますので、
色々条件を変えて試算してみると、自分の現状を知ることができますよ。

まとめ

私も条件をいくつか変えて試算してみました。
65歳まで働いて、65歳から年金受給を開始したときの受給額を100%としたときに、他の条件の受給額がどのくらいアップするかを試算してみました。

勤務期間を70歳まで延ばすと老齢厚生年金の年金額はアップしますが、
繰り下げ支給をすると大幅に年金額がアップしますね。
残念ながら年金額の実額ベース(今回はアップしてませんが)では、老後資金には遠く及ばないので、足りない分はつみたてNISAやiDeCoなどを活用して準備しないといけないことが分かりました。

ありがとうございました。

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