テスト記事
【特濃廃道歩き】 阿仁隧道 第1/??回
全長25町! 超・長大明治隧道の幻に迫る。
◆所在地 秋田県北秋田市(旧阿仁町)
静けさに包まれた阿仁の山々。ここに明治の超・長大隧道が眠るという…。
第0章 阿仁隧道との邂逅
■「隧道新書」に記された「阿仁隧道」の名
秋田県をこよなく愛している私だが、この資料を見るまで、「阿仁隧道」という名の明治生まれの隧道(明治17年竣工だって!)が、県内に存在していたことを、全く知らなかった。
だが、真に驚いたのは、その長さの数字であった。
『隧道新書 実地応用』(相沢時正著/ p.69)より転載。
この画像は、国立国会図書館の近代デジタルライブラリーで閲覧できる『隧道新書 実地応用』という書物の一部である。本書の刊行は明治39年で、実に1世紀以上も昔に書かれた隧道建設技術の指南書なのだが、その「第二章 隧道建設の略史」中に、「道路用隧道」の一例として、「阿仁隧道」なる項目が設けられている。
阿仁隧道
同年(明治17年)に落成したる羽後国阿仁銅山の隧道は長さ二千五百〇八尺、高さ七尺巾六尺ある素掘なり 本隧道は十六年七月の起工にして其工費は六万〇五十円を要したり。
<テスト記事 終わり>
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