しろい羽

わたしの親ゆびに どこからか飛んできた白い小さな羽がついた。
まるでわたしの親ゆびから生えたような小さな羽。
手がとまる。目がとまる。
また風が吹いて、羽も一緒に飛んで行く。
わたしだけしか知らない、見えてない。
変化、は、わたししか知らない。