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ついに決着!?打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?【遠山郷御射山祭】

石化した姿でこんにちは。

やまかん未だに非公式ライターの小嶋です。

今回はボケる箇所がなさそうなので、冒頭でボケました。出オチです。許してください。なんでもしますから。

さて早速本題に入りますが、昨今盛り上がってますよね。映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』

僕自身、本編を見ていないので内容は全くわかりませんが、たぶん主人公がヒロインに「花火より君のほうが綺麗」とか言って、全く花火を見ていないという展開だと思います。くそぉぉぉ。

...そんな僻みは置いといて、実際花火どう見ますか??

横から見ますか?

下から見ますか?

どうせならものすごく近くで見たくないですか??

そう、真下で。

今回、またまたお呼ばれしてやって来ました遠山郷。

今回は花火大会です。

自分自身あまり花火大会にはいかないタイプなのですが、今回は浴衣美女が来るということで来ました。人の欲望とは恐ろしいものです。

僕の地元や今住んでいる名古屋でも花火大会はありますが、遠山郷の花火大会はそこら辺のものとは少し違うなと感じました。

何が違かったかというと、

めっちゃ陣を敷きます。

完全に河原とかに行って、狭い人混みの中見るのかと思ってましたが、今回は、僕を呼んでくれた遠山くんの家の庭から花火を見ました。

写真には撮れなかったんですが、こんな感じで自宅の庭に限らず、駐車場や空き地らしき所など、至る所に上の写真と同じように陣が敷かれていました。武将か。

また、花火の時間が近づくにつれ、どんどん人が集まってきます。

遠山くんの友達とその友達、(遠山くんの)後輩、そして(遠山くんの)会社の同僚、さらに(遠山くんの)お母さんの知り合い、さらにさらに(遠山くんの)おじいちゃんおばあちゃん…など総勢20人以上が集まりました。

田舎がすごいのか、遠山家がすごいのかはまた別の日に審議することにして、とにかく人で溢れ、遠山家はカオスな状態になってました。

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そしてそんな中、花火大会が始まりました...

って、めっちゃ近くで花火あがるじゃん

遠くの方で打ち上がるのかと思ったら、めちゃくちゃ近くで打ち上がりました。近くと言うか、もう花火が降ってくるという表現が適切なくらい真下で見れます。

完全に花火を浴びてます。

そして、光る花火とその音!

あたりを山々に囲まれ、ビルの明かりや街灯など邪魔するものが少ないため、花火はより鮮明にくっきりと、音は山を反射しハンパじゃない迫力に!!!サラウンドの暴力です。

翌日、家の周りには花火の残骸が…

どれだけ近くで打ち上がったのかがわかります。

また各家庭にはこういった花火大会のセットリスト、もとい誰が上げる花火かわかる表みたいなのが配られます。

そして、知っている人の番が来るとすごい盛り上がります。

顔の見える田舎だからこその温かみですね。

遠山くんのお父さんの還暦祝いも打ち上げられました。おめでとうございます。

花火を見終わった後は、せっかくなので少し街ぶらしました。

商店街には万国旗がつるされ、店先でBBQをしたり、お小遣いをもらった子どもたちが屋台に集まる。公民館みたいなところでは盆踊りをしているなど、最近の夏祭りというよりも昭和の懐かしい夏祭りという感じです。まるでタイムスリップしたような感覚があります。僕、平成生まれですが。

祭りで万国旗がつるされているのはかなり珍しいんじゃないでしょうか。というか万国旗めっっっっちゃ久しぶりに見た。

そして、とりあえず金魚すくいをしました。

紙のポイより絶対に強いモナカを選び、「これ下手したら全部取れて、店たたんじゃうんじゃねwww」とか思って挑戦しましたが、

結果2匹でした。(1匹おまけ)。水の前でモナカは、顔が濡れたアンパンマンくらい無力でした。人生って甘くない。

その後はインスタ映えのかき氷をみんなで食べ、遠山家に戻りました。

花火大会が終わっても遠山家には全然人が残っていて、むしろ人が帰った後にまた違う人が来るというプラマイゼロ状態で、明け方というかほぼ朝まで飲み続けました。

はじめての人でも、お酒が入っていることで気軽に話すことができ、花火という共通の話題もあり、ここでも大いに盛り上がりました。

ただ如何せん、正気な人がほぼ残っていなかったので写真はありません。

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今回も、花火大会というイベントを通じて、色々な繋がりができました。

限界集落、若者不足が嘆かれる地方で、こんなにもパワフルな若者が集ったのはすごいことなんじゃないかとすら思いました。

毎回、ひとり寂しく名古屋から来ていますが、それ以上の元気をもらえます。

普段は別々のところで暮らしていても、花火大会などのイベントで集まってこれる。集まれる場所があるということが何よりも素敵なことだなと感じます。

もっと人が集まることのできる場所をめざして。

結論:

打ち上げ花火、下から見るか?、横から見るか?


いや、みんなで見よう!!

なんじゃそりゃ。(賢者タイム)

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