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関屋記念2024【推定勝率・全馬解説】

第59回関屋記念・G3

2024年8月11日 新潟11R 芝1600m・外

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想定馬場・想定トラックバイアス

  • 良 

  • 高速馬場 

  • 内有利、外不利


推定タイム

1.31.8


逃げ馬候補

11.サンライズロナウド
15.トゥードジボン
18.ラインベック


前走不利馬

1.ディスペランツァ
3.コレペティトール
4.サクラトゥジュール
5.メイショウシンタケ
8.ロジリオン
9.グランデマーレ
12.アスクコンナモンダ


予想評価順位・推定勝率


全馬解説

1.ディスペランツァ 牡3
M.デム 55
 
2走前のアーリントンCは3歳重賞としてはやや低レベル勝ちだが、スローペースを後ろ目から差し切ったので着差以上の強さ。 
前走のNHKマイルCは超高速馬場で出遅れたのが響いたし、直線緒られる不利もあった。 
スタートを決めてスムーズなら上昇が見込めるが、引き続きスタートや時計が速い状況への対応が課題。

2.ダディーズビビッド 牡6
丸山元気 57
 
左にモタレる面に課題があり、良馬場1400mの内枠で上がりが速過ぎない状況が理想の馬。 
3走前のオーシャンSは道悪や外枠が合わなかった。 
2走前のダービー卿CTは内枠は良かったが、道悪や1600mが合わなかった。 
前走の京王杯SCは外枠でロスが生じたし、上がりが速い状況も合わなかった。 
引き続き良馬場は良いし、内枠替わりはプラス。1600mは少し長いが、淀みない流れで折り合えれば上昇が見込める。

3.コレペティトール 牡4
石川裕紀 58
 
3前走の京都金杯は重賞としてはやや低レベル勝ち。時計や上がりが掛かる状況が良かったし、開幕週の内枠でロスなく運べて展開が向いた。 
2走前のマイラーズCは雨が降ったのは良かったが、休み明けや斤量増でパフォーマンスを下げた。 
前走の安田記念は叩いて良化し、道悪も良く少しパフォーマンスを上げた。  
スタートに課題があり、平坦の新潟で時計や上がりが速い状況になるとマイナス。

4.サクラトゥジュール 牡7
佐々木大 58
 
折り合いに課題がある馬。 
2走前の中山金杯は休み明けだったうえ1角でごちゃついて後退する不利があったし、距離延長ローテの2000mで相当掛かり4頭分外を回るかなりのロスも生じたので仕方ない敗戦。 
前走の東京新聞杯は距離短縮ローテの内枠でも掛かっていたが、流れに乗ってロスなく運びパフォーマンスを上げた。 
今回も掛かるリスクが高いが、壁を作りやすい内枠はプラス。新潟で上がりが速過ぎる状況だと合わないので、淀みない流れが理想。

5.メイショウシンタケ 牡6
泉谷楓真 57
 
スタートに課題があり不器用な馬。 
前走の米子Sは出遅れてスローペース後方から運び、展開不向きながら0.4秒差と強い内容。 
今回も出遅れて展開不向きになるリスクがあるが、引き続き軽い馬場で直線の長いコースは合う。淀みない流れでごちゃつかない状況が理想。

6.ジュンブロッサム 牡5
戸崎圭太 57
 
軽い馬場で直線の長いコースが合う馬。 
3走前のロードカナロアCは条件が良く、2勝クラスとしては高レベル勝ち。 
2走前の岩清水Sは道悪が合わずパフォーマンスを下げた。 
前走の水無月Sは条件が良く、3勝クラスとしては高レベル勝ち。  
まだ出遅れのリスクがあるので頭数増はマイナスだが、引き続き軽い馬場で直線の長いコースは合う。全く底を見せていないので、流れに乗ってスムーズなら大幅な上昇が見込める。

7.タイムトゥヘヴン 牡6
柴田善臣 57
 
出遅れやすく不器用で、時計や上がりが掛かる状況向きの馬。 
3走前の中山記念は道悪で条件が良くパフォーマンスを上げた。 
2走前のダービー卿CTは出遅れてスローペース後方で展開不向き。 
前走のエプソムCは良馬場の高速馬場でパフォーマンスを下げた。 
引き続き高速馬場はマイナスだし、上がりが速くなりやすい新潟も合わない。

8.ロジリオン 牡3
永野猛蔵 54
 
2走前のNHKマイルCは出遅れたが、スムーズに運べたので力負けの形。 
前走のパラダイスSは3角で外に振られる不利があったし、スローペース中団外でロスあり展開不向き。 
スタートを決めてスムーズなら上昇が見込める。

9.グランデマーレ 牡7
田辺裕信 57
 
折り合いが課題の馬。 
3走前のダービー卿CTは休み明けで良化途上だったし、距離延長ローテの外枠で壁が作れずかなり掛かり、5頭分外で相当ロスも生じて惨敗。 
2走前の京王杯SCは距離短縮ローテで壁を作って折り合えたが、直線スムーズさを欠いて不完全燃焼。 
前走のパラダイスSは外枠で壁が作れずかなり掛かり、スローペース後ろ目4頭分外でかなりロスも生じた。 
壁を作りやすい中枠替わりはプラスだが、距離延長ローテで流れが緩むと掛かって自滅するリスクが高い。スタミナ面で1600mはこなせるので、折り合えれば上昇が見込める。

10.パラレルヴィジョン 牡5
三浦皇成 58
 
3走前のニューイヤーSはオープンとしてはやや低レベル勝ち。スタートが決まったし、内をロスなく運べて展開が向いた。 
2走前のダービー卿CTは重賞としてはやや低レベル勝ち。縦長で前が有利の状況になり、展開が向いた。 
前走の安田記念は東京で上がりが速い状況が合わずパフォーマンスを下げた。 
本質的には1800~2000m向きの馬なので、新潟1600mで時計や上がりが速過ぎる状況だと合わない可能性が高い。淀みない流れが理想。

11.サンライズロナウド 牡5
横山典弘 57
 
3走前のシルクロードSは1200mで折り合えたが本質的に忙しかったし、内荒れ馬場で内を突いたのも響いた。 
2走前の阪急杯は開幕週の内枠でロスなく運べたし、道悪で上がりが掛かる状況も良くパフォーマンスを上げた。 
スタミナ面で1600mは問題ないが、距離延長ローテで掛かるリスクが高いし、新潟で上がりが速い状況も合わない。淀みない流れで逃げるのが理想。

12.アスクコンナモンダ 牡5
津村明秀 57
 
3走前の東京新聞杯は内枠でロスなく運べて展開が向いた。 
2走前のダービー卿CTは出遅れ、スローペース後ろ目インで展開不向きながら0.4秒差で内容は良かった。 
前走の米子Sは時計が速過ぎる状況が合わなかったし、スローペース後ろ目で展開も不向き。 
左回りでは安定感があるが、新潟の高速馬場で上がりが速い状況は合わない可能性が高い。淀みない流れが理想。

13.プレサージュリフト 牝5
ルメール 55
 
スタートが課題の馬。 
3走前のキャピタルSは出遅れたが、超スローペースで2番手に付けられたのが良かった。 
2走前の阪急杯は右回り1400mが合わなかったし、ハイペース先行で展開も不向き。 
前走のメイSはゲート最後入れでスタートが決まったし、大外枠でも壁を作って折り合いオープンとしては水準レベル勝ち。 
左回りでは安定感があるのでスタートを決めてスムーズなら上昇が見込めるが、奇数番で出遅れのリスクが高まるので外枠で出遅れると流れに乗れない可能性がある。

14.ディオ 牡5
岩田康誠 57
 
折り合いに課題があり、時計や上がりが速過ぎない状況が理想の馬。 
2走前の東風Sは好条件でオープンとしては水準レベル勝ち。 
2走前のダービー卿CTも条件は良かったが、中2週続きでの中山への連続輸送が響いた。 
前走の米子Sは時計や上がりが速い状況が合わなかったが、立て直して巻き返した。 
まだ底を見せていないが、外枠で壁を作れない形だと掛かるリスクが高いし、新潟で時計や上がりが速い状況は合わない可能性が高い。淀みない流れで壁を作れる形が理想。

15.トゥードジボン 牡5
松山弘平 57
 
2、3走前(六甲S、マイラーズC)は道悪が合わなかったし、ハイペース先行で展開も不向き。 
前走の米子Sは軽い馬場替わりが良かったし、内枠からスローペース単騎逃げで展開に恵まれオープンとしては水準レベル勝ち。 
引き続き軽い馬場は合うし、先行馬が少ないメンバー構成は好材料。今回も楽逃げに持ち込める可能性はあるが、逃げられないと掛かるリスクが高いし、外枠替わりなので逃げるとしても前走より厳しい展開になるリスクがある。

16.オニャンコポン 牡 5 菅原明良 57 19.6 9 31 2走前の巴賞は外枠で4頭分外を回るかなりのロスが生じたので、0.4秒差なら悪くない内容。 前走の函館記念は2000mへの距離延長でやや掛かりパフォーマンスを下げた。 折り合い面で距離短縮は良いが、1600mで時計や上がりが速い状況だと本質的に忙しい。

17.ワールドウインズ セ7
松岡正海 57
 
3走前の六甲Sは道悪の1600mというベスト条件でパフォーマンスを上げた。 
2走前と前走(都大路S、エプソムC)は高速馬場の1800mが合わなかった。 
1600mはベストだが、高速馬場で時計や上がりが速い状況だと合わないので大幅な上昇は見込みづらい。

18.ラインベック セ7
荻野極 57
 
軽い馬場でごちゃつかない形が合う馬。 
2走前の東風Sは6ヵ月の休み明けで完調ではなかったし、2走前のダービー卿CTは道悪が響いた。 
前走の米子Sは条件が良くパフォーマンスを上げた。 
今回も軽い馬場でごちゃつかず先行できそうな状況は良いが、昨年よりは少し衰えがありそう。


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