スワンS2024【推定勝率・全馬解説】
第67回MBS賞スワンS・G2
2024年10月26日 京都11R 芝1400m・外
※買い目は公開していません。過去の記事は無料で公開しています!
想定馬場・想定トラックバイアス
良
高速馬場
外不利
推定タイム
1.20.0
逃げ馬候補
4.クランフォード
9.ウインカーネリアン
前走不利馬
1.サーマルウインド
3.キングエルメス
4.クランフォード
6.オフトレイル
7.バースクライ
9.ウインカーネリアン
10.ピンハイ
16.セルバーグ
17.ダノンマッキンリー
予想評価順位・推定勝率
全馬解説
1.サーマルウインド 牝5
団野大成 55
2走前の春雷Sは出遅れたが、超高速馬場の1200mで上がりが速い状況に対応できたのは収穫。
前走の北九州記念は4角と直線で接触する不利が響いた。
1400mはベストだし、距離延長ローテで折り合いが課題になるので壁を作りやすい内枠もプラス。外回りの緩い流れで上がりが速い状況だと合わないが、淀みない流れで折り合えれば上昇が見込める。
栗東滞在。
2.ジョウショーホープ 牡4
幸英明 57
2走前のストークSは3勝クラスとしてはやや低レベル勝ち。外回りで上がりが速い状況向きではないが、能力上位で勝った。
前走のセントウルSは1200mで時計や上がりが速い状況が忙しかった。
1400mへの距離延長はプラスで上昇が見込める。淀みない流れが理想。
3.キングエルメス 牡5
北村友一 57
2走前の23年睦月Sはオープンとしては水準レベル勝ち。左回りのワンターンで条件が合っていたうえ、超スローペースの2番手で展開も向いた。
前走の23年マイラーズCは直線寄られて接触する不利があり、スムーズなら4着争いはできそうだった。
1400mの内枠はベスト条件だが、1年6ヵ月の休み明けは割引。
4.クランフォード 牝3
西村淳也 53
2走前の瀬田特別は2勝クラスとしては超高レベル勝ち。逃げた後でも折り合い、道悪をこなせたのも収穫。
前走の豊明Sは3勝クラスとしてはやや高レベル勝ち。やや掛かったが、ハイペース2番手から押し切る着差以上の強さ。
全く底を見せず、ここでは能力上位。すんなり先行できれば大幅な上昇が見込める。
5.トゥラヴェスーラ 牡9
藤岡佑介 57
左回りや内枠で時計が速過ぎない状況が合う馬。
2走前の北九州記念は休み明けだったし、右回りの小回り平坦コースも合わなかった。
前走のCBC賞は得意の中京だったし、内をロスなく運べてパフォーマンスを上げた。
1400mは問題なく、内枠はプラス。淀みない流れが理想。
6.オフトレイル 牡3
武豊 55
スタートと折り合いが課題の馬。
2走前のラジオNIKKEI賞は重賞としては低レベル勝ち。出遅れたが、最後方から運んで折り合いパフォーマンスを上げた。
前走の毎日王冠は外枠で出遅れて壁が作れずかなり掛かったし、スローペース後方外で展開も不向き。
1400mで出遅れると流れに乗れないリスクがあるが、折り合い面で距離短縮ローテや内枠替わりはプラス。スタートを決めて折り合えれば大幅な上昇が見込める。
7.バースクライ 牝4
岩田望来 55
折り合いに課題があり、内で溜める形が合う馬。
2走前の北九州記念は久々だったし、開幕週の18番枠で距離ロスも生じた。
前走のCBC賞は内枠だったが、出遅れた後に寄られて後退する大きな不利が響き、スローペース最後方で展開不向きだったので0.6秒差なら悲観する内容ではない。
1400mへの距離延長で流れに乗りやすくなるが、掛かるリスクは高まる。流れに乗って折り合えれば上昇が見込める。
8.スズハローム 牡4
鮫島克駿 57
2走前の京王杯SCは外を回るロスがあったがパフォーマンスを上げた。
前走のCBC賞は1200mが少し忙しかったが、ロケットスタートで流れに乗れたのが良かった。
1400mはベストだし、京都外回りも合うので上昇が見込める。
9.ウインカーネリアン 牡7
三浦皇成 57
2走前の高松宮記念は1200mが少し忙しかったが、ごちゃつかない形で時計が掛かる状況が良かった。
前走の安田記念は出遅れて逃げられず、2番手でやや掛かったのが響いた。
1400mは合いそうだが、緩い流れでごちゃつく状況になると良くない。すんなり先行できれば上昇が見込める。
10.ピンハイ 牝5
高倉稜 55
スタートに課題があり、内で溜める形が合う馬。
2走前の都大路Sは内枠だったが出遅れて外を回る形になったし、上がりが速過ぎる状況も響いた。
前走のマーメイドSは内枠だったが荒れた内を通らされたし、2000mでやや掛かったのも響いた。
折り合い面で距離短縮ローテは良いが、1400mで出遅れると流れに乗れない可能性が高い。ハイペースが理想。
11.シングザットソング 牝4
斎藤新 55
輸送や折り合いに課題があり、関西圏で1400mがベストの馬。
前走のポートアイランドSは1600mでやや掛かったが、輸送距離の短い中京でパフォーマンスを上げた。
京都は合うし、距離短縮ローテで1400mはベスト条件なので上昇が見込める。淀みない流れが理想。
12.ダノンスコーピオン 牡5
シュタル 58
スタートや右にモタレる面に課題があり、左回りや馬群で溜める形が合う馬。
2走前のセントウルSはモタレる面は大丈夫だったが、1200mが忙しかった。
前走のスプリンターズSは右回りの1200mという条件が合わなかった。
1400mへの距離延長はプラス。左回りがベターだが、前走よりは上昇が見込める。
13.ノーブルロジャー 牡3
田口貫太 55
左にモタレる面に課題があり、現状は良馬場の右回りが合う馬。
前走は久々だったし、左回りや道悪も合わなかった。
叩いて良化し、良馬場の右回り替わりはプラス。1400mは少し忙しい可能性があるが、淀みない流れなら上昇が見込める。
14.アグリ 牡5
C.デム 57
2走前のシルクロードSは1200mが少し忙しかったが、時計が掛かる状況が良かった。
前走のCBC賞は久々で完調ではなかったし、暑さも堪えたので参考外。
立て直して良化。1400mへの距離延長もプラスなので巻き返しが見込める。
15.マテンロウオリオン 牡5
横山典弘 57
近4走(オーシャンS、高松宮記念、函館スプリントS、キーンランドC)は1200mが忙しく、流れに乗れなかった。
1400mへの距離延長はプラス。底を見せているが、近走よりは上昇が見込める。
16.セルバーグ 牡5
今村聖奈 57
淀みない流れで逃げるのがベストの馬。
3走前のエプソムCは大外枠から逃げるのに脚を使わされたが、単騎逃げでパフォーマンスを上げた。
2走前の中京記念は競り合って併走状態の超ハイペース2番手で大敗。
前走の京成杯AHは中団4頭分外でかなりロスが生じたが、控える形で崩れなかったのは収穫。
1400mへの距離短縮で流れに乗れないリスクが高まるし、京都外回りで上がりが速い状況になると合わない。淀みない流れをすんなり先行が理想。
17.ダノンマッキンリー 牡3
松山弘平 55
折り合いに課題があり、距離短縮ローテや広いコースの1400mが合う馬。
3走前のNHKマイルCは1600mへの距離延長でかなり掛かったし、直線スムーズさも欠いた。
2走前のUHB賞は1200mへの距離短縮で折り合えたが、休み明けでテンションが高く、外を回るロスも生じた。
前走のキーンランドCは外枠で4頭分外を回るロスが響いた。
京都外回り1400mへの条件替わりはプラスだが、距離延長ローテで大外枠だと掛かったり距離ロスが生じるリスクが高い。淀みない流れで壁を作れる形が理想。
記事を読んでいただき、ありがとうございます! この記事が役に立ったと感じていただけたなら、ぜひサポートを通して応援していただけると嬉しいです。