阪神ジュベナイルフィリーズ2023【推定勝率・全馬解説】
第75回阪神ジュベナイルフィリーズ・G1
2023年12月10日 阪神11R 芝1600m・外
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想定馬場・想定トラックバイアス
良
高速馬場
内有利、外不利
逃げ馬候補
9.テリオスルル
15.ナナオ
前走不利馬
2.クイックバイオ
6.ステレンボッシュ
7.アスコリピチェーノ
9.テリオスルル
11.スウィープフィート
14.サフィラ
17.ミライテーラー
予想評価順位・推定勝率
全馬解説
1.コスモディナー 牝2
松岡正海 55
新馬戦がタフ馬場の1800mでやや高レベル勝ち。
2走前のコスモス賞はかなり掛かって自滅したが、能力上位で2着。
前走のクローバー賞はオープンとしては低レベル勝ち。距離短縮で折り合えたし、タフ馬場も合っていた。
折り合いや右にモタレる面に課題があるので1番枠は絶好だが、高速馬場や直線が長いコースで上がりが速い状況には不安がある。
2.クイックバイオ 牝2
モリス 55
2走前のききょうSはオープンとしては低レベル勝ち。
前走のファンタジーSは出遅れが響いたし、超高速馬場の1400mは忙しそうだった。
追走面で距離延長は良さそうだし、スタートや折り合い面で偶数の内枠もプラス。スタート決めて流れに乗れれば上昇が見込める。
3.キャットファイト 牝2
大野拓弥 55
2走前はかなり掛かったが、未勝利戦としてはやや高レベル勝ち。
前走のアスター賞は折り合って内をロスなく運び、1勝クラスとしては高レベル勝ち。
まだ折り合いに不安があるので壁を作りやすい内枠はプラス。
外回りで流れが緩むんだ場合への対応が課題となるが、ここでは能力上位。全く底を見せず、高速馬場も問題ないので大幅な上昇が見込める。初の阪神遠征は割引。
4.ニュージェネラル 牝2
田口貫太 55
新馬戦は道悪の1400mで低レベル勝ち。
血統面で1600mはこなせそうだが、高速馬場への対応が課題。大幅な上昇は見込みづらい。
5.スプリングノヴァ 牝2
和田竜二 55
新馬戦は1500mで逃げて低レベル勝ち。
前走のサフラン賞は1勝クラスとしては低レベル勝ち。控えて折り合えたのは収穫だが、内をロスなく運べて展開が向いた。
底を見せず上昇が見込めるが、速い時計への対応が課題。
6.ステレンボッシュ 牝2
ルメール 55
新馬戦は低レベル勝ちだが、1角で外に振られる大きな不利があり、その後かなり掛かっていたので着差以上の強さ。
2走前のサフラン賞は折り合ってパフォーマンスを上げて2着。
前走の赤松賞は1勝クラスとしてはやや低レベル勝ち。かなり掛かったし向こう正面で接触不利もあったので着差以上の強さ。
底を見せていないし、壁を作りやすい内枠はプラス。ルメール騎手への乗り替わりも好材料なので、折り合ってスムーズに運べれば大幅な上昇が見込める。
栗東滞在。
7.アスコリピチェーノ 牝2
北村宏司 55
新馬戦は低レベル勝ちだが、1400mが忙しく展開も不向きだったので着差以上の強さ。
前走の新潟2歳Sは重賞としては低レベル勝ち。距離延長が良かったし、大トビなので少頭数外枠でごちゃつかない状況も合っていた。
底を見せず上昇が見込めるが、頭数増の中枠でごちゃつく状況への対応が課題。
栗東滞在。
8.プシプシーナ 牝2
浜中俊 55
新馬戦が2番手でやや掛かって水準レベル勝ち。
前走の白菊賞は1勝クラスとしては低レベル勝ち。スローペース逃げで展開が向いた。
底を見せていないが、今回逃げたとしても前走ほど楽な状況は見込みづらいし、控える形だと掛かるリスクが生じる。頭数増でごちゃつく状況への対応も課題になるので大幅な上昇は見込みづらい。
9.テリオスルル 牝2
古川吉洋 55
2走前のサフラン賞が3着で力負けの形。
前走の東スポ杯は掛かってハイペース逃げで自滅。
折り合い面で距離短縮はプラスだが、今回も掛かって自滅するリスクが高く大幅な上昇は見込みづらい。初の阪神遠征は割引。
10.コラソンビート 牝2
横山武史 55
3走前の未勝利戦は1600mで逃げてやや高レベル勝ち。
2走前のダリア賞はオープンとしては低レベル勝ちだが、出遅れたうえかなり掛かり外を回るロスも生じたので着差以上の強さ。
前走の京王杯2歳Sは重賞としては水準レベル勝ち。出遅れたが、折り合って大幅にパフォーマンスを上げた。
スタミナ面で1600mは問題ないが、まだスタートに課題があるので頭数増は不安があるし、距離延長ローテで流れが緩むと掛かるリスクが高い。能力的には上位なので、折り合ってスムーズに運べれば上昇が見込める。初の阪神遠征は割引。
11.スウィープフィート 牝2
永島まな 55
2走前の未勝利戦は低レベル勝ちだが、出遅れて掛かったうえ4頭分外を回ってかなりロスが生じたので着差以上の強さ。
前走の白菊賞はスローペース後方から運んでクビ差2着。展開不向きで内容は一番強かった。
今回は前走よりペースが速くなる可能性が高いので、折り合ってスムーズに運べれば大幅な上昇が見込める。
12.シカゴスティング 牝2
鮫島克駿 55
3走前の未勝利戦と2走前のフェニックス賞は低レベル勝ち。
前走のファンタジーSは外回り1400mで大幅にパフォーマンスを上げた。 前走がほぼ力負けの形なので大幅な上昇は見込みづらいが、折り合いの不安がなく1600mは問題なさそう。
13.カルチャーデイ 牝2
酒井学 55
新馬戦は1200mで低レベル勝ちだが、出遅れて掛かって直線スムーズさを欠いたので着差以上の強さ。
前走のファンタジーSは重賞としては低レベル勝ち。やや掛かったが、内をロスなく運べて展開が向いて大幅にパフォーマンスを上げた。
血統面で1600mは不安だし、距離延長ローテの外枠だと掛かるリスクが高く上昇は見込みづらい。
14.サフィラ 牝2
松山弘平 55
新馬戦は直線仕掛けが遅れたうえ、寄られてラチに接触する大きな不利がありながら0.3秒差で、スムーズなら勝てた。
2走前は阪神外回りで未勝利戦としてはやや高レベル勝ち。スタート後に接触し、外を回るロスも生じたので着差以上の強さ。
前走のアルテミスSは重賞としては水準レベルの0.3秒差2着。勝ち馬には力負けだったが、東京で上がりが速過ぎる状況も合わなかった。
折り合いの不安がないので崩れにくく、急坂の阪神替わりはプラスに働きそうなので上昇が見込める。
15.ナナオ 牝2
西村淳也 55
2走前の函館2歳Sは道悪の1200mで重賞としては低レベルの0.1秒差2着。 前走のもみじSは道悪の1400mでオープンとしては低レベル勝ち。スローペース逃げで展開が向いた。
スタミナ面で1600mはこなせるかもしれないが、前走ほど楽な展開になる可能性は低いし、高速馬場への対応にも課題がある。
16.ルシフェル 牝2
ムルザバ 55
2走前は2000mで未勝利戦としてはやや低レベル勝ち。
前走の萩Sは1800mでオープンとしては低レベル勝ち。
スタートに課題があるし、血統面やレース振りから1800m以上で上がりが掛かる状況向きの可能性が高い。底を見せていないが、高速馬場の1600mへの距離短縮はスピード面で不安だし、頭数増の外枠で距離ロスが生じるリスクも高い。
17.ミライテーラー 牝2
中井裕二 55
新馬戦がダート1200mで逃げて高レベル勝ち。
前走のオキザリス賞は距離延長ローテで逃げられず、ハイペース先行の過酷な状況ながら3着で強い内容。
芝は対応できるかもしれないが、スピードタイプなので1600mへの距離延長は不安。外枠で控える形だと掛かるリスクが高いので楽逃げが理想。
18.ドナベティ 牝2
坂井瑠星 55
2走前のすずらん賞は1200mでオープンとしてはやや低レベル勝ちだが、スタート後接触する不利と向こう正面で寄られる不利があったので着差以上の強さ。
前走のファンタジーSは1400mでややパフォーマンスを下げたが、内をロスなく運べて展開が向いて2着。
1600mへの距離延長や大外枠替わりはマイナスで、近2走よりパフォーマンスを下げる可能性が高い。
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