九州ふっこう割活用法

本日(7月1日)10:00より、「九州ふっこう割クーポン」の配布が始まりました。「九州ふっこう割」とは、4月の熊本県を震源とした大震災の復興を主に観光面で支援しようと、熊本大分両県を中心とした九州各県の旅行者に対し、政府が宿泊費・交通費を助成する制度です。この制度は、旅行業者がたまにやるキャンペーンとは次元が違う割引額を実現します。うまく利用すれば旅行費用を極めて低く抑えることが可能です。

・割引額                               各旅行サイトでクーポンが配布されています。以下は楽天の熊本県内の宿泊施設で利用可能なクーポン一覧です。

条件がゆるい割りに極めて割引額が大きいです。たとえば左上の30000円以上で20000円引きです。こういうのは金額が大きくないと適用されなかったり、人数が多くないといけなかったりしますが、金額制限が低く(低すぎ)、人数制限はありません。一人で普通3万円のホテルに1万円で泊まれます。wktkしますよね。

特に強力なのは以下の往復航空機付きプランでしょう。

右上の20000円引きクーポンですが、条件は往復航空機+1泊以上の宿泊の合計が30000円以上になることと、各県の空港の着便を利用し、当該県に一泊以上することのみです。普通に予約すれば閑散期でも超えます。安い宿泊施設で平日だと合計額が4万円前後になるので、2万円前後で熊本まで飛行機で行って泊まって飛行機で帰ることができます。安いですね。

・利用するには                            この制度を利用するには、楽天やじゃらん、ANAやJALなどのサイトから上記のような「九州ふっこう割クーポン」を取得し、取得した状態で宿泊施設や、往復航空機・新幹線と宿泊がセットとなったツアーの予約画面で「クーポンを利用する」選択を行えば割引が適用されます。やや複雑ですがやってみればすぐに理解できると思います。

・早い者勝ち                             とは言え、うまい話ばかりではありません。極めて割引額が大きいため、上記クーポンは早い者勝ちです。10:00にはアクセスが殺到してじゃらんは503エラーが出ましたし、画像で上げた楽天のツアークーポンはもうなくなりました。楽天以外だとあるかもしれません。また、利用期間は決まっており、おおむね9月末までの宿泊に限られます。ツアーの場合、クーポンがなくなってもあきらめてはいけません。ツアーの利用条件は先述したように、各県の空港の「着便」を利用し、当該県に一泊以上することです。なので、熊本のクーポンがなくなったとしても、割引き額が低くなるものの、福岡県のツアークーポンを利用して福岡空港着、福岡県内一泊、福岡県から熊本県への交通費が必要ですが熊本では宿泊クーポンで一泊、熊本空港発というように工夫しましょう。必ずしも発着空港が一致する必要はありません。ちなみに発空港は九州内である必要すらありません。発空港を山口宇部空港にしましたが問題なく割引が適用されました。

自分は割引きっぷなどを駆使していかに安く旅行するかということを考える「エアー旅行」が好きなのですが、「九州ふっこう割」は格好の材料です。これと18きっぷやJR九州管内の新幹線特急乗り放題の「元気に! 九州パス」なんかと組み合わせるなど夢がひろがりんぐです。

・参考                                九州ふっこう割のご予約はこちら|旅行予約サイト一覧http://travelersnavi.com/coupon/kyushu-fukkouwari-yoyaku0701   楽天トラベル 九州ふっこうTOP                                                            http://travel.rakuten.co.jp/movement/coupon/kyushu/                       

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