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双子

どうも、タイタンというお笑い事務所に所属するネコニスズのヤマゲンです。
6つ下の俳優と映画監督の双子の弟たちとFUTANOGOという名義で映像撮ったりもしています。

僕の周りには双子が多い。
ちょくちょくこのnoteに書いてるけど、弟は双子。
ほんで、おかんも双子。
実家の隣の隣の子も双子。
NSCの同期には双子が二組いた。なんかややこしいけど。
家族の中に双子が二組。なんかややこしいけど。
うちは5人家族、おとん、おかん、僕、双子の弟。ほんで犬。
おとんが他界(R.I.P)したので実質、うちの家族は僕以外双子で構成されている。

双子ってのは目立つ。
同じ顔、同じ背格好の人間が二人いるとそらそうや。
弟の名前が駿(しゅん)と(環)。
僕は中学のとき先輩に駿環(しゅんかん)と呼ばれていることすらあった。
兄のあだ名を揺るがすくらい双子のインパクトは強い。

弟が双子やとこんなもんやけど、1番ややこしいのはおかんが双子ってことやった。
おかんも弟も一卵性の双子。
一卵性の双子はどんなけ切り離しても似てる。
おかんが双子で、それぞれ同い年の息子が同じ学年にいた。
僕は同級生に誠也といういとこが同じ学校にいた。
おかんは「おばちゃーん!!」と全然知らない子が話かけてくることもしばしば。
誠也のおかんと間違えて誠也の友だちが話かけてくる。
逆もしかり。
自分たちのしたお世話が分散してた。
参観で双子のおかんも強烈やけど、運動会とかで双子の親がちっちゃい双子連れてるのは今思うともっと強烈。そういう種族やん。
今はおかんたちは全然見た目が違う。間違えることはない。
一人は髪の毛をピンクにしている。
アナーキーな双子やな。最終的に色で差別化した。
おばがピンク。

僕は双子に対する免疫は相当あると思っている。
同期の吉田たちが昔よく楽屋で喧嘩してた。
みんなはやめとけやめとけと止めに入ったりするが、僕は眺めてるだけ。
めっちゃ喧嘩した1分後、二人で爆笑してる。
これが双子。どんなけ喧嘩してもすぐ笑いあえる。
普通の兄弟ではない、なんか特別な関係。

前のバイト先に8年勤めた。
和食ビュッフェのお店。
会社のグループが同じの美容室が隣接されていて裏からドリンク持っていったりしていた。その美容室は一人の美容師さんがやっていて、一組づつしか対応出来ないかなりプライベート空間的な美容室やった。
その美容師さんとは業務的な会話しかしなかった、8年も勤めたのに。
美容師さんは昼休憩でよく和食ビュッフェにランチを食べに来ていたが、お疲れ様ですーくらいの会話やった。
ある日、その美容師さんが二人できてビックリしたことがあった。
双子やった。
おんなじ顔、おんなじ背格好の二人が来て僕は
「双子なんですか!!!!??」
と、産まれて初めてその言葉を発した。
挨拶くらいしかしなかった奴がテンションあがって話しかけてきよったみたいな顔してた。
散々そばで聞いてきたこの台詞を自分が発するとは思わなかった。
いくら慣れてるとはいっても、双子ってずっとビックリしてまうんやな。
また周りにおる双子増えたやん。てなった。

これからも双子に囲まれて生きていくんやろな〜。
双子のおじいさん見たことないから弟たちがおじいさんなるまで生きていたい。
双子のおじいさん見たい。

そんな双子の弟たちとFUTANOGOというクルーで映画を撮りました。
『ブラック』という映画です。
You Tubeで無料公開していますのでよければ見てください。
1万再生いきました。有難い。
おもろかったら広めて下さい。

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