『ガールズバンドクライ』

仁菜の自分自身への自己肯定。は、皆が大人になったり社会で生きていく為に忘れたモノ。
大切なモノを忘れてしまいそうな桃香さんを、仁菜は全肯定するから尊く美しいのです。

真面目に生きている人は皆、桃香さん的なジレンマを抱えて生きていて、だから、仁菜の桃香さんへの台詞は我々への台詞でもあって、我々をも肯定してくれるのです。

仁菜の自己肯定と他者肯定のあまりにもな真っ直ぐさと、周りの人達との関係(特に安和すばるちゃん)が、この作品の自分にとっての魅力でした。

どうも、お笑い界のニーナ、山が動くです。

『運命の華』から、ガールズバンドクライのテロップを残し色が変わり、EDの『誰にもなれない私だから』。

13話観てきての今回のEDは、彼女達の『何故そうしたのか?』『これからどう生きるか?』の説得力がいつもに増して心に響いた。
映画『卒業』のあの有名なラストシーンの様な、5人としての新しい始まり。

黄色い車は、映画の『リトル・ミス・サンシャイン』のオマージュなんだと勝手に思っている。作品のテーマ的にも。登場人物の生き方的にも。

以下↓個人的な話していいですか?

自分は芸人という生き方を選んでいる。
(バーテンダー 神のグラス もとても良い作品だった。特に5話。)

ただ、体調を崩してしまい、定期的にライブが出来ない状況。
潰瘍性大腸炎は少し落ち着いてきたが、双極性障害がキツい。死んだらごめんねm(_ _)m、謎の咳とか低体温とか最近苦しい。
でも実際にいちばん苦しいのは、表現したいことが頭に降りてきてライブしたい!舞台に立ちたい!ってなった時に、すぐにライブが出来ないこと。病気の症状がつきまとってしまうこと。
それが、いちばん辛い。
ずっと舞台に立っていたい。

そんな自分の病気の状況を知った上で、ライブに誘って下さる方も居て。
5/25(土)、久しぶりのライブ。
そう、そして、その日の朝、自分はガールズバンドクライの8話を観てしまいました。

8話は、舞台に立つ自分に刺さる最高の話だったのと、共演者に自分にとってのダイヤモンドダスト的な人も居て、
どういうネタを創り上げるか、かなり頭が混乱もした。
結果、自分が、5/25(土)に『るなちっく 2』で舞台でした表現と、ガールズバンドクライ最終回での彼女達の『運命の華』は重なって。
ああ、彼女達も売れないけど好きな曲したな、って。楽しんでるなと。

嗚呼、自分も間違ってなかった!!
と肯定もされて、

ガールズバンドクライ、最高の作品だった。

自己肯定、最高。

noteには、『2024年、春アニメ』というタイトルで、観た作品と感想を書いていこうと思ったが、実際面白い作品がかなり多かったし、
芸人という生き方選んだ自分には、『ガールズバンドクライ』と同じく、『バーテンダー 神のグラス』も凄く刺さった。

『神アニメ』という言い方が何故、『神』なのか自分なりに解った。
『アンデッドアンラック』が終わり、毎週の楽しみが無くなった自分に、神の啓示の様に降り注いだ作品だった。

それと、ガールズバンドクライは、『2024年春アニメ』という括りではなく、
今まで観てきたアニメの中でもベスト5に入る作品だった。

ありがとう、『ガールズバンドクライ』。
山が動く寺岡の生き様も、ライブも観て欲しい。
私は死んでも死なない。

・スカイ・クロラ
・Angel Beats!
・さくら荘のペットな彼女
・ガールズバンドクライ
・ソードアート・オンライン

すばるちゃんの、にっ!って笑う顔、最高だね♪

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