六甲山に登った話 7回目

明けましておめでとうございます。山ガラスです。

本日は令和2年元旦、新春初登山です。

早朝から岡本八幡神社、保久良神社で初詣をしてから風吹岩で初日出を拝んで、六甲山最高峰を目指します。

午前5時半出発、外はまだ真っ暗、ペンライトの明かりを頼りに進みます。

岡本八幡神社、保久良神社で初詣をします。6時頃保久良神社に着きましたが、もう参道には人が並んでいました。

初詣を済ませてから、暗闇の登山道に入ります。この日は年末寒波の襲来で寒く、かなり厳しいコンディションでした。地面が凍っているので、転倒に注意してペンライトの明かりを頼りに進みます。

いつも通り慣れている道ですが、周りが暗いのと、凍った地面に注意しなければならないので、非常に神経を使います。

風吹岩近くでようやく周りが明るくなってきました。6時40分頃風吹岩到着、周りは初日の出目当ての人で一杯です。ここでしばらく待機、ここまでで、少し汗をかいたので、じっとしているとかなり寒いです。

約30分位経ってから、初日の出が上がってきました。

初日の出ー1

1年に一度最初の夜明けです。初日の出は宮中で天皇が年災消滅、五穀豊穣を祈って1月1日に天地四方の神祇を拝する四方拝という儀式が始まりで、それが庶民に広まり、初日の出を拝むという習慣になったようです。

上部に少し雲がかかっていますが、綺麗に撮れました。幻想的ですね。

さあこれから六甲山最高峰を目指しましょう。寒くかなり厳しいコンディションですが、頑張ります。

雨ヶ峠を越え、七曲りまでやってくると路肩には雪が少し積もっています。道もところどころ凍っているので、神経を使って結構疲れます。こういう耐寒登山は、体を鍛えるには最適です。

約1時間半ほどで六甲最高峰に到着しました。

元旦ー2

元旦ー1

うっすらと雪化粧しています。周りの木々には樹氷が出来ていました。

元旦ー3

ここでしばらく休憩しましたが、半端なく寒かったです。おにぎり1個と卵焼きを2切れ食べてから、前回も紹介しました六甲縦走路を通って摩耶山、市ケ原を目指すことにしました。

ここまできつかったので、30分程休憩をとり、摩耶山目指して出発、ガーデンテラス、六甲ゴルフクラブへと進みます。この厳冬の中何人かトレイルランニングをしている人とすれ違います。中に半そでに短パン、タイツなしで走っている人を見かけました。とてもマネ出来ません。

六甲ゴルフクラブを超えてしばらく行くと、記念碑台がありますので、そこで小休憩をとります。

記念碑台元旦

元旦ですが、意外にも人っ子一人いません。

現在時刻は11時前、寒かった為防寒タイツにロングのジャージをはいていましたが、気温も少し上がってきたので、ジャージをランニングパンツに履き替えて、トレイルランニングすることにしました。

ここからトレイルランニングで摩耶山掬星台、天狗道を通って市ケ原をめざします。最初の舗装路をゆっくりしたペースで進みます。

しばらく縦走して、三国池近くまで来たときに異変発生、足太ももの裏が痙攣しかけました。しばし休憩、前半で以外と汗をかいていたので、塩分が結乏したのかと思い、塩分補給のタブレットと水分をとり、10分程休憩していると足の痛みは治まりました。

その後はややペースを上げ、カスケードバレイの合流点、アゴニー坂を経由して、1時間強で摩耶山掬星台に到着、足の痛みはほぼなくなりました。

掬星台で休憩していると猫が寄ってきました。

元旦 猫

菓子パンが残っていたので、猫にあげました。しばし猫と戯れ、疲れを癒します。しかしここの猫は誰か餌付けをしているのか、よく太っています。

疲れがとれたところで、難所の多い天狗道を通って市ケ原を目指します。ここも足に痛みも出ず、快調に進みました。約50分ほどで市ケ原に到着。

時間も早いので、もう少し西の方に縦走しようかと思いましたが、曇ってきたのと、前半でかなり消耗が激しかったので、布引の滝、新神戸を抜けて下山することにしました。

元旦はいつも神戸サウナ&スパで初風呂に入ることにしています。

元旦 サウナ

ここで冷えた体を温めると最高、良い年になりそうです。

距離は約26km、時間約8時間、厳しい条件でしたが、無事にトレッキングを終了しました。今年も面白いルートご紹介致しますので、どうぞよろしくお願い致します。

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