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六甲山に登った話 23回目

みなさんこんにちは 山ガラスです。

本日は4月2日 新春以来の登山です。 低山はトレランの練習で何回いっていたのですが、本格的に登山を行うのは久しぶりです。

今回はいつもの保久良神社からではなく、新神戸から城山を通って大龍寺,再度山を経由して、鍋蓋山にのぼり、そこから鍋蓋北道を通って森林植物園を目指します。

丁度桜の季節ですので、きれいな桜が鑑賞できると思います。

9時30分阪急王子公園を出発。そこから2km程幹線道路を歩くと新神戸に到着です。

新神戸付近の公園にも綺麗な桜が咲いていました。

さくらー1
さくらー2

しばらく桜を鑑賞した後、登山開始です。

新神戸駅を少し歩くと、滝山城跡、城山方面の分岐があります。

滝山城跡0402

ここから細い登山道に入って行きます。 ハーブ園行のロープウェイに沿って、つづら折りの階段状の登山道がしばらく続きます。あまり変化がないので、地味にしんどいです。

城山階段0402

しばらくすると城山の頂上ですが、表示がないので頂上がどこかはっきりしません。

多分滝山城跡が城山の頂上ではないかと思います。


滝山城跡0402

滝山城は、戦国時代に西摂津支配の拠点となった城で、松永久秀という武将が改修して最新の形になりました。 南北朝時代からたびたび戦火の舞台になった要衝でもあり、権力争いで城主が度々変わりましたが、最後は織田信長に攻められ落城させられたそうです。

このあたりの歴史をしばらく鑑賞した後、再度公園、大龍寺を目指して進みます。

一度舗装路にでますが、すぐにせまい登山道に入り大龍寺方面に進むと以前も紹介しました毎日登山発祥の地である善助茶屋跡に着きます。

毎日登山0402

ここまでくるとすぐに大龍寺があります。

大龍寺0402

この脇から六甲縦走路に入り、鍋蓋山頂上に登ります。 ここはさほど急騰ではなく、比較的登りやすい道で、トレランの練習に丁度よいので何度も登っています。

鍋蓋山頂上からは明石大橋が見えます。

明石大橋0402

少しかすんでいますが、橋の橋梁が見えます。

大阪湾0402

こちらはポートアイランド方面 奥の見えるのは神戸空港でしょうか。こちらはクリアに見えますね。

少し休憩した後鍋蓋北道を通って、洞川湖、学習の森を目指して下ります。

すこし下るとこのような分岐があります。ここを洞川湖方面に下ります。ゆるやかな下りで走りやすいので、トレイルランニングで進みます。 再度公園近くまで下りてくると少し道幅が狭くなりますが、大きな起伏もないので、走りやすいです。

道なりに進むと舗装路に出ます。そこを洞川湖方面に進み、洞川湖を過ぎるとすぐに学習の森に到着します。

ここからすぐに森林植物園西門がありますので、桜を鑑賞するため森林植物園に入ります。
さぞ綺麗に咲いていることと思いきや、なんとほとんど散っています。

去年は満開とはいかないまでも綺麗に咲いていたのに、今年はどうしたことでしょう。
すこしがっかりしましたが、少し園内を散策しているとつつじが咲いていました。

トサノミツバツツジというそうです。牧野富太郎という博士が1893年に発見したそうで、ミツバツツジの変種だったそうです。
案内版がありましたので、写真にのせておきます。

東門から森林植物園を後にして、いつもと逆方向で穂高湖、摩耶山方面に進みます。

スギ ヒノキの植林の道をトレイルランニングで進みます。 このあたりは防災林の整備地区になっていて、「災害に強い森作り」を早期に確実に進めるため、県民緑税が活用されています。

このまま進むと生田川の上流に突き当たります。 そこを渡ると分岐があり、穂高湖方面の徳川道と摩耶山頂上方面に続く桜谷道に分かれます。 今回は桜谷道を通って摩耶山頂上を目指すことにしました。

ただこの桜谷道が突堤を超えていく道でかなりの急騰です。

結構急な岩場が続きます。

前半は急な岩場が続き、後半は写真のような突堤をいくつか超えていきます。 5時間近くトレイルした体には、少し堪えます。

30分程度歩くと摩耶自然観察園に着きます。

ここも珍しい植物や野鳥、モリアオガエルの産卵などがみられるそうです。 又詳しく調べて次回ブログに載せたいと思います。

ここからすぐに摩耶山掬星台に着きます。 ここで休憩

掬星台から大阪湾方面を撮った写真です。 春先はやはり霞がかかりますね。 ここから上野道を通って、摩耶山史跡公園を通過して下山することに致します。

摩耶山史跡公園の入口には大きな親子杉があったのですが、平成30年の台風21号の強風で倒れてしまったのです。

このように見事に折れています。 これを見るとそのときの台風21号がいかに強力であったかよくわかりますね。

ここには太平記に登場する摩耶山城の史跡で、旧天上寺から麓一体を指すようです。
天上寺は、1976年の火災で消失、現在は跡形もありません。

上野道は、摩耶ケーブル沿いに下りて行きます。
約30分程で登山道を抜けました。

下りてくると桜が綺麗です。

こちらは護国神社のさくら 満開です。

山手幹線道路を西へ移動し、自宅近くの深田池公園に到着。
ここで登山終了です。 遡行距離約22km、時間7時間のトレッキングでした。

森林植物園のさくらを期待してたのですが、少し残念でした。下の方では綺麗にさいていたのになぜ早く散っていたのでしょうね?
理由がよくわかりませんが。
次回は、紫陽花の季節にでもトレッキングをしたいと思います。 又お会いしましょう。

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