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7.顕微鏡下精索静脈低位結紮術を受けた感想や当日までのスケジュール

こんにちは、Yuukiです。

以前の記事にてお話ししましたが、ボクは不妊検査を受けて、「精子無力症」であり、左右の精巣において「精索静脈瘤」という疾患があることがわかりました。

今回は、精索静脈瘤手術「顕微鏡下精索静脈低位結紮術」の当日や前後の日の様子などをお伝えしたいと思います。

精索静脈瘤と診断されてから手術を決断するまで

症状の説明を受けた際は「精索静脈瘤?」という感じで、初めて聞いた症状で内容もよくわからなかったので、ネットやYouTubeで調べたりしました。

その際に参考にさせていただいたので、『じょにぃちゃんねる』のじょにぃさんの動画でした。
とても若々しく見えますが、30代後半の方で、色々詳しく話してくださっていて、とても勇気をいただきました。

じょにぃさんが受けられたのは、銀座リプロ外科の「日帰り顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術(ナガオメソッド)」かと思われますので、結果として私が受けた手術とは微妙に異なっていました。

ただ、淡々と話すじょにぃさんのおかげで、「大丈夫そうだな!」と前向きに思えるようになりました。
なかなか友人にも相談しにくい内容だったり、相談したところで経験者もいなかったので、こういったリアルな情報を事前に得られることは本当に有難いです。

手術したからといって精索静脈瘤は治るけれども、精子無力症が改善されるかどうかわからない、ということがボクの葛藤のポイントでした。
手術を受けずに、顕微授精などに進むことも考えました。
ただ第二子や第三子までも考えると、このタイミングで手術を受けていた方がいいなと思い、手術を受けることを決めました。

「精索静脈低位結紮術」手術に関するスケジュール

私が手術を受けたのは、「恵比寿つじクリニック」です。

手術に関しては細かく6ステップ(6回の通院)がありました。

 ①術前検査・手術などの説明を受ける(9月22日)

手術に関する説明や、誓約書、スケジュールなどを教えていただきます。

①説明  (2020年09月22日)
②術前検査(2020年09月28日)※手術日の1ヵ月前~1週間前
③手術  (2020年10月05日)※当日
④消毒  (2020年10月06日)※手術日の翌日
⑤抜糸  (2020年10月12日)※手術日の約1週間後
⑥経過検査(2020年11月03日)※手術日の約1ヵ月後
(※⇦推奨の日程)

というスケジュールを教えていただきました。
ボクが実際に実施した日程も参考に載せておきますが、ボクの場合は説明を受けてから、1週間後に術前検査のタイミングで手術予約金(内金)10万円を払い、2週間後に手術を受けました。
手術日は4週間前まで変更可能となっているため、ボクのように「すぐ手術受けます!」という場合は、日程を変更してしまうと、手術予約金(内金)10万円だけはかかってしまいます。
なので、一度申し込んだあとは「絶対体調不良にはなってはいけない!」と思ったのを覚えています。

誓約書は手術を受けることを決めていればその場で署名を書いて提出もできましたが、ボクの場合は持ち帰って、妻と相談したうえで署名をしました。誓約書は②術前検査で提出しました。

 ②術前検査(9月28日)

術前検査では、「再診」と「血液検査・心電図」を受けました。

先ほども書きましたが、このときに手術予約金(内金)10万円も合わせて支払いました。

じょにぃさんが剃毛について語っていたので、脱毛クリームを使って除毛していこうと思い、まずはカブレたりしないかが心配だったので、1週間前くらいに実験し始めました。
結局カブレたりしなかったので、手術日の2日前に「おそらくこのあたりを手術するだろう」というところまで除毛して当日を迎えました。

 ③手術(10月5日)

手術は10時からで、「朝食はOK。コーヒーや紅茶などの利尿作用のあるものは取らないように」と説明を受けていましたので、しっかり食べました。

手術後の夜は、お風呂もシャワーもダメなので、朝シャワーを入ってすっきりしてから、クリニックに向かいました。

クリニックについて、軽く説明を受けた後、手術台に横になり、手術の準備が始まりました。
ある程度除毛していったので大丈夫と思っていましたが、全ての毛が邪魔になるようで、手術助手の方が残していた毛をすべてバリカンで剃毛してくださいました。

ボクの場合は、左右両方の精索静脈瘤手術でしたので、まずは右からでした。そして右が終わったら、体勢を少し変えて左の手術に移りました。

局部麻酔の注射が少し痛いくらいで、手術は順調で、あっさり終わりました。
先生が元気で陽気な感じだったので、手術の状況を解説してくださりながらでしたので、退屈もしなかったです。
じょにぃさんのようにタブレットは渡されてませんでしたので、ずっと天井を見ていました。

荷物も手術部屋の片隅に置いていて、手術中にボクのスマホから11時のアラームのバイブレーションが鳴り始めてしまったので、アラームはしっかり切っておけばよかったです。

手術が1時間半くらいで終わって、そのあと30分くらいそのまま手術ベッドで安静に待機していました。

そのあと手術費の支払いと、化膿止め・痛み止め・座薬をいただいたら、もう歩いて医院を出ることができました。
歩き方が少しぎこちない感じにはなりますが、電車も問題なく乗って帰宅しました。

ベッドでの安静が終わってすぐに妻には連絡したらとても安心していました。
意外と当事者であるボクは不安はなかったので、おそらく当事者のボクよりも不安になってくれていたようで、とても心配をかけました。

 ④消毒(10月6日)手術日の翌日

当日はお風呂とシャワーと飲酒が禁止ですが、それ以外は日常生活となんら変わらずに過ごせました。
ただ痛み止めが効いているときは大丈夫なのですが、痛み止めが切れるとやはり痛みはありました。
なので、寝る時が少し苦労しました。
痛みの少ない体勢が見つかると少し楽になります。

翌日もクリニックに出向いて、患部の状態確認と消毒をしていただき、5分ほどで終了です。
睾丸が脹れる人もいるらしいのですが、ボクの場合はそういった脹れもなく、幹部の状態も良しということで、とても良かったです。

この日からもうシャワーはOKになりました。
お風呂は抜糸後まではNGです。

なので、やるべきことは、お薬を飲むことと、シャワー後に患部の絆創膏を自分で取り換えるくらいでした。

 ⑤抜糸(10月12日)手術日の一週間後

じょにぃさんが抜糸が要らなかったようですが、恵比寿つじクリニックの場合は抜糸が必要となります。

抜糸の前の状態確認も問題なかったので、すぐに抜糸をスタート。
10分ほどで終わってもう終了となりました。

あとは結果が良くなっていることを祈るだけです。

 ⑥経過検査(11月3日)手術日の一か月後

手術の約一か月後に、再度検査を受けて、経過を診ましょうということで、11/3に改めて精液検査を受けました。

結果などの変化はまた別の記事でお伝えしようと思います。


総じて、顕微鏡下精索静脈低位結紮術を無事乗り越えることができて本当に良かったです。
ありがとうございます!

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