炭鉱離職者一家の写真をみて

石炭不況の最中の炭鉱離職者の家庭の写真を見た。全く壁や仕切りというものがない。でも一家でちゃんと暮らしているようだった。卓袱台に向かってちゃんとして喫食していた。赤貧洗うが如しであったが、表情に絶望は見られなかった。絶望は絶対的貧困ではなく、相対的貧困から生まれるのではないか。

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