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絵日記 2024/09/26 新居の住人たちと交流が捗っている


ホッパー

 こんにちは。今日の一枚目はある程度凝ったキャラデザのイラストが描きたいな、と思ってピンタレストで見かけたイラストから着想をいただいて来つつで制作したもの。今回もメカパーツに趣向を凝らしたものを出したかったので、そこそこ気合を入れて臨み、結果それなりの仕上がりにはなっている気がします。
 まあしかしこの一枚は各所でそれほど伸びませんで、コメントもそれほど多くはつかなかった。これくらいのものが描けるのはもはや当たり前と見做されており、世間的にはさらにもう二、三歩ほど踏み込んだものを求められているのかもしれません。自分ではかなり気に入った仕上がりとなりましたし、洗練されたいい出来だと思っているんですが。

 結局のところ、クオリティや出来高が評価に直結しているというよりは、私自身がどれくらい真摯にその一枚と向き合ったか、いかに熱量を注いでどれだけ練り込んでキャラデザや塗り等こなしたか、という部分が評価されているなという体感がある。
 今回の一枚に関して言えば、真摯さや熱量といった部分はそれほどでもなかったというか、適当に手癖で作っていった部分が多くそうした怠慢さが見る人にとってみればはっきり見て取れるんだろうなと。
 結局どれくらい洗練された仕上がりになっているか、というクオリティよりは、どれだけ必死になって作ったか、という熱量が見られているなと思いますね。私にしてみれば熱量なんていう技術とは別の部分を評価されるのは不本意なんですが、まあ「頑張ることが美しい」という世論が覆せない以上仕方ないのかもしれません。


トリイ

 二枚目は資料なしで制作したいつものやつ。これに関しても、手堅く詰められてはいるものの熱量や真剣さが足りない、という仕上がりになり、結果リアクション数が大きく下がりました。まあ今回はポージングにも固さがありますし、特に頭の後ろで組んでいる腕を明確にイメージできていなくてその部分の立体感が乏しくなっているので、さもありなんという感じではあったんですが。

 結局のところ、普段から八十点、九十点を手堅く取っている人間が百点を取るよりも、普段三十点、四十点の赤点をとっている人間が七十点ほどを取る方が見ている人間にとっては感動を覚えやすいということなのでしょう。実際には普段から九十点をとり続けられる神絵師に当たる人間はそれなりの評価を得ているわけですが、私レベルの普段五十点〜六十点あたりをうろうろしている人間にとっての七十点は、赤点を取り続けている人間の取る七十点よりも劣って見えるのだろうなあ、と。

 だいぶモヤモヤし始めているんですが、まあそれでも技術が足りない、絵が下手という事実には変わりなく、結局神絵師ばりに絵が上手くなれば全て解決するわけです。引き続きやっていきたいなと思うんでした。頑張る。


 さて、今日は予想通り眠れなくなったので、徹夜で作業しています。今ほど先行して今日の二枚の日課を終えてしまって、お酒を飲んでいたところ。まだそれなりにやる気も体力もあるので、この後もう一枚くらい気合い入れて描き始めようかなと思っています。

 そういえば新居に越してきた日に、「同じ階のもんやけどね」と挨拶してくれたおじちゃんが、その後も顔を合わせるたびに親しげに話しかけてくださいます。次第に「この人は何かこっちの付け入る隙を探しているような悪い人ではなく、本当に仲良くなりたいという善意から話しかけてくれているんだな」とわかってきたので、徐々に私も気を許し始めており、まあだんだん仲良くなってきました。
 話を伺っていると、どうやら一回脳の病気をして以来ほとんどアパートから外に出ない生活をされているようで、運動不足になるので毎日のように廊下を徒歩で往復して体力を維持していらっしゃるらしい。それで同じ階の住人ともしょっちゅう顔を合わせる仲になっておられ、まあ私の他の住人ともちょくちょく仲良くお話しされている声が聞こえてきます。

 私はといえば、当初ご近所付き合いなんて消耗するだけで何の得もないし、むしろ個人情報を共有する仲は色々と危ないんじゃないか、と思っていた。が、そのおじちゃんに関しては「この人は大丈夫そうだ」の手応えを得つつあり、徐々に親しく話すようになりつつある。
 他の住人さんとも割と頻繁に廊下やエントランスで顔を合わせるんですけれども、穏やかでいい人が多いなという感想で、私と同い年くらいの二十代後半〜三十代あたりの住人ともたまに出くわす。

 まあ、元々が人様との交流をある程度楽しめるタチであることもあって、彼らとなんでもない会話を交わすのが割と嬉しい。今後も適度に仲良くしていけるといいなと思うんでした。

 今日もそこそこにやっていきたいですね。

 ではまた次回。

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