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絵日記 2024/09/16 別に創作が好きじゃないのに動画でバズりたい友人


アルビオン

 こんにちは。今日の一枚は、先日体調が良かったときに、ある程度挑戦する一枚を描くべえ、という趣旨で、ピンタレストで見かけたイラストから構図をほぼそのまんまいただいてきたりしつつで制作したものです。これに関しては各所で非常にご好評いただけた。「急に上手くなりましたね!」「いいね、雄大!」みたいなコメントも何件かいただけていました。
 実際この一枚を描いた際、やけに筆が乗っており、まあまた好調期に差し掛かっていて一気に実力が伸びるブレイクスルーのタイミングが来ているんだろうなあ、と思う次第。絵の上達って階段状って言うじゃないですか、横ばい状態からぐんと伸びる時期に差し掛かっているのかなと。

 さりとてこの一枚に関しても不満がないわけじゃなく、ロボットの頭部あたりのデザインは面白いですが特に胸部のデザインが漫然としており、また空気感もあまり強く出なかった。後者に関しては光源をしっかり意識できなかったのが大きいかなと思っています。
 とにかく漫然と塗り回してしまったので、ちゃんと立体の理屈に沿って塗りを進めていかないとなという反省になりました。次回以降に活かしたいですね。


 さて、今夜も眠れなくなり、夜を徹して作業しています。昨日も結局、昼間のうちに二枚描き、夜になってから三枚を描き上げたということで、フルで作業してしまった感じでした。絵を描き始めると脳汁がドバドバ出てイケイケドンドンになるので、なかなか「今日はここら辺で止めておくか」というブレーキが効かないんですよね。
 結果翌日やら翌々日やらにダメージが出るのが毎度のことなので、いい加減学習しないとなあ、と思っている。今夜もできればこの後仮眠なり取りたいですね。完徹は避けたい…。

 一昨日あたり、友人から「動画作ったから拡散してくれ〜〜」といういつものメールが来ていたので、こちらにも貼っておこうと思うんですが。

 しばらく前に会った際、私が「短編をいくつか作って練習してみたらどう???」みたいなアドバイスをしたことを受けて、実際に短編を作ったみたいです。出来はともかく、そうやってすぐに色々チャレンジできる精神は素晴らしいと思う。出来はともかく。

 私の腹づもりとしては、「長編をあれこれこね回す創作体力と技術はまだお前にはないから、とりあえず短編をコンスタントに作ってまずは動画理論の実証と実験をやれ」と言ったつもりだったんですが。
 友人、今回も適当な素材でパパッと動画を作って「コメント欄利用してアクセス数稼げないかやってみる〜〜」みたいなことを言っており、山田さんモヤモヤ。

 いや〜〜、なんて言ってやればやる気を出してくれるんでしょうね。今回に限らず、友人が動画編集を仕事にしたい、と言い出してからとにかくしつこく「映像理論の勉強をやれ」と繰り返し言ってきたんですけれども。
 にもかかわらず毎回手癖で適当な動画を作っては「再生数、伸びないなあ」「そんなにこの動画、よくないかなあ」などと言っており、もうどう声をかけてやれば目を覚ましてくれるのかがマジでわからない。
 上の動画を見ていただけると分かるかと思うんですが、再生数だの動画としての良し悪しだのの段階にすら達してないんですよね。稚拙すぎてお話にならない。

 友人は、「とにかくどんな手段を使ってでもいいから他人にチヤホヤされたい」という動機で創作をやっている人間である。先日、こちらに「創作をやる動機なんてなんでもいいと思う」と書きましたし、実際それはそうなんですが、友人の場合は創作が好きでもなく動画編集という行為に思い入れもないんですよね。
 なので作業や勉強が苦痛で仕方がない、という状態であり、まあそりゃあ誰にも助けてもらえずにコツコツと自分一人で励まなければいけないわけですから、創作そのものが好きじゃない人間にとっては拷問みたいな行為でしょう。
 だから逃げ続けているわけですね。創作と真正面から向き合うことから。

 なんだかんだ彼の周りの人間は皆いい人なので、「頑張ってるね、褒めてあげようね」みたいな態度で彼をめちゃくちゃ甘やかすので、本人も「こうやって惰性で動画上げてさえいれば褒めてもらえる」と味をしめ、すっかりぬるま湯に肩から浸かってしまってる。
 その実挑戦も努力もしていないわけですから、彼のやっていることはただただ「逃げ」です。俺は動画編集で一発当てようと頑張っているんだ。という夢にいつまでも浸っておくための、予防線でありただの延命措置である。

 そこらへんをある程度厳しく言ってやる必要をずっと感じているんですが、友人、私がちょっとでも厳しいことを言うと「体調が悪くなった〜〜」とか「気分が悪くなった〜〜」とか言ってそこでも平然と逃げるので、もうどうすればいいかわからない。

 ほっとけばいいんですかね。別に友人がこのまんまぐだぐだの人生を送ろうが構わんのだよな、私は。
 ただ、見えるところでそれをやられると無限にモヤモヤするので、これ以上こう言うことを続けるつもりなら早めに縁が切りたいなと言う気持ちである。先日も、「いいもの作りましょうね」と発破をかけた私に対して、「趣味の延長みたいな感じでやりたいんだよね、ガチガチのガチではやりたくないかな」みたいなことを言ってするっと逃げやがりまして、マジでこいつ…と本気で呆れてしまった。友人みたいな人間は、根本何をやってもダメなのかもしれません。諦めるしかないのかもしれない。

 今まで仲良くしてくれた恩義があるのでずっと支え続けてきましたが、だんだん「この人と一緒にいたい」と思えなくなってきている。

 そんなことを言いつつ、とりま今日も始めて行きますか。
 友人、来年くらいまで再入院する予定らしいので、とりあえずそれまでは矛を納めておこうと思っています。

 ではまた次回。

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