あなたにもぜひ観てほしい!~AbemaTV「オオカミシリーズ」視聴のススメ~

 「オオカミシリーズ中毒になりました。もはや、この番組なしには生きることができません」

 男の手記には、そう書かれていた。

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 こんにちは。突然ですが、あなたはAbemaTVの「オオカミシリーズ」を観たことがあるでしょうか?

  AbemaTVを観たことがある人なら、「男子の中には恋をしない嘘つきオオカミが潜んでいる」などのフレーズで番組宣伝が流れているのを観たことがあるかもしれませんね。今回は僕が虜になり、すっかりハマってしまったこのオオカミシリーズを皆さんに推薦すべく、このnoteを書くことにしました。


1.オオカミシリーズとはどのような番組か?

 wikipedia「オオカミくんには騙されない」を参照していただくのが正確でわかりやすいので興味ある方は熟読していただきたいです。

 この場で大雑把に説明するのであれば、「恋愛リアリティーショーに人狼的要素を加えたもの」といった感じでしょう。男女の出演者が互いに自由に恋愛をし、心に決めた異性とのカップル成立を目指す。しかしその中に恋愛をしない(正確に言えば、役柄上恋愛することを禁止された)「オオカミ」と呼ばれる特殊な役割を担った出演者が1人以上潜んでいる、という設定です。オオカミ役の性別は、あらかじめ公表されていたり途中まで秘密とされていたりしますが、両方の性別にいることはありません。
 オオカミ役は、なるべく自分がオオカミであると悟られないように過ごしていきます。最終告白の場でオオカミ役の異性に告白しても、カップル不成立となります。番組のうたい文句どおり、「オオカミを見抜き、真実の愛に辿り着けるか」といったところです。


2.オオカミシリーズの見どころ

 出演者の恋を応援するだけでも胸がキュンキュンしますが、なんといっても最大の醍醐味は、「誰がオオカミ役か、オオカミ役でないかを推理すること」にあります。「この態度はオオカミじゃないかなあ」とか「この発言からするとオオカミではないと思うな」といった感じで考察していきます。

 最終告白の場で、自分のオオカミ予想が当たっていたかどうかの答え合わせをすることになります。もちろん、「ああ、やっぱりこの人はオオカミだったか」ということもあるし、「この人オオカミだったの!?マジか~~!!」と仰天することもあります。出演者の恋の行方とともに、ハラハラドキドキすること必至です。特にオオカミ役の人や、オオカミ役を好きになってしまった人の辛そうな表情は、胸が張り裂けそうになります。

 また、シリーズの途中から採用されている「視聴者投票システム」も画期的です。視聴者が最もオオカミと思われる出演者に投票し、得票が最も多かった人は実際に番組から脱落することになります。このシステムにより、視聴者参加型の番組としても確立することになりました。脱落者発表のシーンは涙なしに観ることができません。ハンカチ必須です。脱落決定者に寄り添う仲間の姿に心を打たれること間違いありません。

 そして、若者たちが番組内で様々なミッション、イベントをこなしていく中で友情・愛情を育んでいく様子もまた、人と人との絆の大切さを教えられているかのようで感慨深いものがあります。


3.オオカミシリーズの疑問

 オオカミシリーズを観て誰もが疑問を抱くことでしょう。「オオカミ役の人は、どこまで恋愛が禁止されているのか?」この疑問は番組を観るうえで誰もが抱くものだと思うので、私なりに考察してみることにします。

 「オオカミは恋愛をしない」となっていますが、実際には自分も本当に出演者を好きになってしまい、オオカミ役の使命との狭間で苦しむ人も多いです。最終告白の際にオオカミだと種明かししカップル不成立となりますが、「それだけ好きなら、番組終わったら付きあってほしい」と願わずにいられないです

 もちろん、「番組との整合性を持たせるために恋愛は一切禁止とする」というのでは人権侵害となってしまうので、なんらかの救済はあると考えられる(そうであってほしい)。なので、軽いフィクションだという割り切ったスタンスで自分はオオカミシリーズを観ています。オオカミ役の人が、おおっぴらにはしづらいにしても、出演者と愛を育んでいてもそれは許容されてしかるべきだと思っています。
 なお、かつてオオカミ役だった人に再び告白する「リベンジ告白」の試みも最近取り入れられています。そこでは「あれから2年が経ち、オオカミは時効を迎えた」という表現がありました。ここからも、オオカミ役の救済措置はきっちりと用意されてあると考えていいのではないでしょうか。


4.私がオオカミシリーズにハマった経緯

 もともと私は、同じAbemaTV内の「今日、好きになりました」や「恋する週末ホームステイ」を視聴していました。両番組とも、高校生がありのままに恋愛する様子を取り上げた、「恋愛リアリティーショー」と呼ばれるジャンルに属します。若者の恋愛を観てキュンキュンしするのが病みつきとなり、もっと観たいと思いAbemaプレミアムに登録することとなりました。(ちなみにAbemaプレミアムの登録料は月額960円です)

 しかしそれらの番組を観ていくなかで、自然とAbemaTV内で番組予告のCMが入っているオオカミシリーズが目に入りました。「なんか人狼ゲームみたいな感じの恋愛番組っぽいのかな」という印象でした。
 今日好きや恋ステを一通り見終わったころ、軽い気持ちで「オオカミくんには騙されない」を視聴。本格的に視聴することになるかもしれないので、ちゃんとシリーズ第一弾から観ることにしました。

 最初は、出演者が騙し騙される様子を観て、「なんかかわいそうだなあ。あんまりでは?」と少し興ざめになってしまいました。自分には合わない番組かも、と思ったのを鮮明に思い出します。しかし、根気強く視聴していくにつれ、私のオオカミシリーズに対する態度は一変します。

 オオカミ役を担った人、オオカミ役を好きになってしまった人に、感情移入してしまう自分がいたのです。確かに、騙す方も、騙される方もとてもつらい経験をすることになります。しかし、その辛い経験が彼ら・彼女らの人生の糧となり、やがて真の幸せをつかんでほしいと願わずにいられないのです。いつしか番組内で苦楽を共にし、友情や愛情を育んでいく出演者を心から応援するようになっていく自分がいました。さながら、筋書きのない青春ドラマを見ているかのような感覚にも似ています。

 こうしてオオカミ役が誰かを推察する楽しさに加え、恋愛の行方を見守るドキドキ感、人と人の絆を再確認させてくれることで生まれる感動ー。これらが凝縮された「オオカミシリーズ」に、私はどっぷりとハマることになったのです。いまでは、常にオオカミシリーズの最新話が気になって仕方ないという状態です。


5.終わりに

 長くなりましたが、まとめると、私の言いたいことはただ1つです。

 オオカミシリーズ面白いから観てみて!!

 各回の初めの3話までは、プレミアム会員でなくとも視聴できます。試しに視聴してみたら、楽しみが1つ増えるかもしれませんよ。私がそうだったように。いや、私の場合、「人生が変わった」まであります。
 最初は「う~ん、微妙だな」と思っても、もしかしたらだんだんとのめりこんでいくかもしれませんよ。私がそうでした。


 興味を持った人は、↓からAbemaTVの「恋愛番組」欄に飛んでみましょう。


 ここからの方がオオカミシリーズが順番に並んでおり、観やすかったです。シリーズの順番を表す番号が割り振られているので目安にしてください。
 過去のシリーズのネタバレがあったりするので、シリーズ第一弾から観るのをお勧めします。


 以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。


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