大和名所図会をよむ
四月からコツコツと、毎日2~4ページずつ大和名所図会を読み進めております。
くずし字を解読できるようになるためです。
やり始めてから一月。
わたしの読解能力は目まぐるしい成長を遂げております。
読める!読めるぞおお!
そもそもなぜくずし字が読みたいかといいますと、
①大和名所図会の原文を読みたい
②大和名所図会で江戸時代の吉野を歩きたい
③そして大和名所図会2020ver. をつくりたい
始めは1ページのうち数文字しか読めなかったのが、今はもう1ページのうち読めない文字が数文字に。
独学でも結構いけるものだなぁ。
※もちろん勉強を助けてくださっている方はおります
そんなこんなで早々にお試しオンラインイベントとして大和名所図会を読むついでにくずし字を勉強する会的なものをやってみたいなぁなんて思い始めました。
ガッツリしたセミナー形式ではなくて、知り合いの知り合いくらいまでの範囲でゆるゆると、ね。
くずし字が読めると絶対楽しい。
博物館に展示されてる古文書も読めるし、書道だってきっと見るのも書くのも楽しくなる。
ただ理系の場合、くずし字なんてかけらも勉強しないし、触れることがまったくないからそもそもその存在を知らないパターンは多いと思う。
だから博物館での古文書の展示なんかは以前は意味がわからなかった。(レアもの所有自慢?全然読めないのに展示する意味ある?と思っていた)
それが20代前半の頃、母(文学部史学科卒)と一緒に歴史博物館に行ったときに「読めるよ。習うもん」と言われ、展示されている古文書をスラスラと読まれたときの衝撃たるや。
しかもそれが読めると展示の面白さが倍増した。
「なにこれめちゃおもろいやん!!」
その高揚感をぜひ、今くずし字が読めない皆さんにも体感していただきたいのです。
いにしえの日本人と心が通じるあの高揚感を。
そんなこんなで、先日弟に協力してもらってzoomでわたしの声や映像のチェックをしてもらったのだけど、やはりPC内臓マイクでは音質がよろしくない、とのことで急いでマイクを注文した。
わくわく。
はやくマイク届かないかな。
楽しみじゃ。
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