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「いいんだよ」

今朝、友人とLINEをした。
彼女も自営業をしている。コロナの影響を大きく受けた業種の一つだ。

彼女と話をしていて、わたしの口からはじめて『つらい』という言葉が出た。
一度出たら、たがが切れたようにぼろぼろと言葉があふれてきた。
こんなことがあって、あんなことがあって、本当に、本当に、もう、つらい、つらいよ、もう無理だよ、、。

うん、うん、そうだね、それはつらいね、と彼女は話をきいてくれた。
そして最後に言ってくれた。

『それは、うん、もう、やめよ!』

仕事がなくなるというのは非常に不安だし、形ややり方を変えてみてもそれに慣れるまでは心身共にしんどい。
そしてそういう時って周りから『一緒に○○やりませんか?』ってよく声がかかる。
不安だからそういう誘いにのってみるのだけど、これまであまり付き合いのない人と何かをするのはやっぱりウマが合わないことが多くて、テンションの違いや考え方の違いにだんだん疲弊してくる。
自己肯定感も下がる。
ボーッとしてしまったり、ものすごく眠たくなったり、疲れやすくなったり、人に会いたくなくなったり。
病名はつかないけれど、確実に心身の何かが病んでゆく。

『だからわたしね、この2週間ぜんぶやめてみたの。お誘いも、お店の営業もぜんぶ。畑して、美味しいごはん作って食べて、ゆっくりして。そしたらね、すっごく楽になったし、どれだけ自分が世間からの圧を感じて苦しんでたかもわかったんだ。やっぱり休むことって必要なんだよ。こういう時だからこそ、自分の気持ちもきちんとじかんをかけて整理してあげなきゃだって思うんだ。だから、やめよう!

本当はもっともっと丁寧にいろんなことを話してくれたのだけど、ここでは割愛するけれど、
あぁ、泣けた。

ちゃんと、今わたしがやりたいことをやることにする。
わたしが思う、今やるべきことができるように、それ以外は、もうやめる。

ありがとう。
わたしは今、修行がしたい。

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