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鹿印帳と鹿印紙を買う

1月下旬にリリースされた新商品のニュースは、サポーターの間でちょっとした話題になった。


カシマスタジアム御朱印帳「鹿印帳」と「鹿印紙」が発売されるというものだった。

これにはオフィシャルグッズには厳しい評価をしがちな鹿島サポもとても好意的な反応を示し、SNSでは「欲しい!」「買う!」というコメントが数多く見られた。実際、その数日後にオンラインショップで先行販売された限定1,000部の「鹿印帳」は、あっという間に売り切れた。わたしも争奪戦にあえなく敗れ、開幕戦の発売を待つこととなった。

鹿島アントラーズを想起させる赤い表紙に、エンブレムとスタジアムのシルエットが金箔押しで施された御朱印帳。どう見てもかっこいい。それに、リーグ戦ホームゲームごとに発売されるデザインの異なる「鹿印紙」。コンプリートしたいというファン心理を突いてきた。

御朱印帳は、スタジアムからわずか3kmに位置する鹿島神宮だけでなく、香取神宮、息栖神社といった由緒ある神社がホームタウン・フレンドリータウンにある鹿島アントラーズならではのオフィシャルグッズだと言えるだろう。

「鹿印帳」

「鹿印帳」は、16cm×10.9cm(※)で、だいたい文庫本と同じくらいのサイズである。試合日に持ち運びしても邪魔になるほどではないだろう。中の奉書紙は24折(※)。表紙は布(※)貼りなので汚れには気をつけたい。わたしはクリアタイプのカバーを購入し、つけた。
(※は公式サイトより)

「鹿印紙」

「鹿印紙」は、和紙タイプとシールタイプで同じデザインの2枚がセットになっている。マッチデイプログラムVAMOSを配布することが難しいコロナ禍での昨今では、試合日の入ったものを持ち帰ることができない。それだけに、この「鹿印紙」は観戦記録にもなる。発売第一号となる開幕戦の「鹿印紙」は、今シーズンから期待の背番号を背負うこととなった2選手、荒木遼太郎選手と上田綺世選手だ。

3月開催の鹿印紙のラインナップもすでに発表されている。今シーズン登録されている全31選手がどの組み合わせで登場するのかも今から楽しみである。


貼ってみた

わたしは和紙タイプの「鹿印紙」を「鹿印帳」に貼ることにした。貼るのには、手軽さと見栄えから、おそらくテープ式ののりを使うのが良さそうだ。シールタイプは今のところ使い道を考えているところだが、ノートなどに貼ってちょっとした感想を書いた参戦記録を残してもいいかなと思っている。


買える場所

「鹿印帳」「鹿印紙」は、スタジアム売店、クラブハウスオフィシャルショップ、オンラインショップで購入することができる。
スタジアム売店ではこのように販売されていた。

開幕戦の「鹿印紙」は、スタジアム売店では売り切れて買うことができなかったなどという話も聞いた。確実に手に入れるには、入場したら早めに売店に行くか、試合前にクラブハウスオフィシャルショップに寄るのもいいだろう。当日、スタジアムに来られなかったとしても、オンラインショップで購入ができる。


今シーズンの楽しみに

今シーズンは「鹿印帳」も参戦グッズの仲間入りだ。開幕戦の日の試合前に鹿島神宮でいただいた御朱印も貼った。アウェイに行くときは、その土地の勝負の神様を御祭神とする神社で御朱印をいただくつもりだ。どれくらい行けるかは分からないけれども。今シーズン、また一つ、楽しみが増えた。