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【応援読書.vol-26.ピンヒールで車椅子を押す】

シュウです!

久しぶりの応援読書!

この本は年齢や男女問わず、多くの人の人生をポジティブに変えてくれる作品だと思います。著者の畠山さんの前向きさと、ちょくちょく出てくる関西弁がなお一層読んでる人を元気にさせてくれるはずです!

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書籍の紹介
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タイトル:ピンヒールで車椅子を押す

著者:畠山織恵

あらすじ:自分らしく生きるために、実家を出たい。
その一心で両親に「妊娠」という既成事実を突きつけ、家出同然に家を飛び出した。
生まれた息子は重度の脳性麻痺だったーー。

本書は、誰よりも自分を信用できなかった少女が、
障害とともに生まれた我が子を、誰よりも自分を信用できる子に育てようと挑んだ、
23年間にわたる親子と家族の成長記録です。

他の誰かになんてならなくていい。
どんな過去も、どんな現在も、私たちは自分の手で、希望へと変えることができる。
そんなメッセージが詰まった本です。
出所:Amazonより

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この本に応援される人
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・自分が好きになりたい人
・未来に希望が持てない人
・一歩踏み出す勇気が欲しい人

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本を読んで出来る3つのアクション
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・自分の生い立ちを紙に書いてみる→自分の持っていることに気づく
・出来ないことに対して、出来ない理由ではなく、出来るための方法を考えてみる
・行動する

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刺さったフレーズ
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・世界の色も、人の目も、決めていたのは自分の心だった。  この日、私は気がついた。  世界の色は、自分で決めることができるんだ。

・「情けな」  涙がぽろぽろ出て、私は心から自分を恥じた。もう二度と、彼をかわいそうだとか、申し訳ないとか思うのはやめようと心に誓った。

・「それ、誰に謝ってんの? 謝る相手間違ってない? 謝るのはな、自分に謝れ。自分のことを信じてあげられへんかった自分に謝ったれ!」
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まとめ
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この本の著者の畠山さんの息子さんは脳性麻痺で車椅子に乗られています。生まれて間もない頃は、どんな親でも親としては新人で、特に障がいを持った子どもが産まれてきたら、言葉では言い表せない苦労があったことは間違い無いでしょう。

たた、畠山さんの考え方は、決して息子さんを守る手段として、簡単な解決方法で手を差し伸べるのではなく、本人の自立につながる様に必ず本人に選択させるのです。

そうして、彼は自分で決めた事を、周りの人にも助けて貰いながらも、どんどん行動していくのです。

自立とは、1人で生きていく強さを身につけることと思われがちですが、どれだけ多くの助けてくれる仲間を作ることが本当の自立なのだと改めて気付かされました。

この本は、障がいの事の理解も出来ますが、それ以上に、すべての人がどうすれば自分らしく生きれるのかのヒントが沢山詰まっています。

#応援読書
#ピンヒールで車椅子を押す

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