【応援読書.vol-4「利他とは何か」
シュウです!
「挑戦」と「応援」が循環するコミュニティを作るためにnote を書いています!
人のために役に立つことをするとなんとなく自分自身も気持ちが良いものですよね。僕自身もそういう気持ちを持って日々過ごしている面があります。でもその思いや行動は相手にとっても本当に役に立っているのか、本当に意味があるのかは自分では100%理解することはできません。
また言われてみれば、何か人に対してしてあげたときに「全てのケースで1ミリも見返りを期待していないのか?」と言われると正直自信はありませんし、内心どこかで見返りを感じている自分もいるかもしれません。
今回は、そんな「利他」についての考えを深めるための本です。
▼書籍の紹介
タイトル:利他とは何か
著者:伊藤 亜紗(編)中島 岳志、若松 英輔、國分 功一郎、磯崎 憲一郎
あらすじ:コロナ禍によって世界が危機に直面するなか、いかに他者と関わるのかが問題になっている。 そこで浮上するのが「利他」というキーワードだ。 他者のために生きるという側面なしに、この危機は解決しないからだ。
しかし道徳的な基準で自己犠牲を強い、合理的・設計的に他者に介入していくことが、果たしてよりよい社会の契機になるのか。
▼この本に応援される人
・コミュニティの中で活動している人
・ボランティア活動などに興味のある方
・誰かの役に立ちたいと思っている人
▼本を読んで出来る3つのアクション
・稲盛和夫氏の「利他」という本を読んでみる
・ブルシットジョブ(クソどうでも良い仕事の略)について調べてみる
・とは言え、しのごの言わず行動する
▼刺さったフレーズ
・真の利他性は、魚の釣り方を教えること
・利他とは「うつわ」のようなもの
・利他の大原則は、「自分の行為の結果はコントロールできない」と言うこと。別の言い方をすれば、「見返りは期待できない」と言うことです。
▼まとめ
最近、特にコロナ禍になって、この「利他」という言葉や考え方をよく聞いたり意識することが多くなった気がします。
少し前に流行った「GIVE & TAKE」という本なんかは良く知られていますし、ここ数年のクラウドファンディングの盛り上がり等もあったりするからかも知れません。
この本にも書かれていますが利己的では世の中は回っていきません、しかし「利他」の考えも見返りを求める利己的な「利他」や、相手にとって本質的に意味をなさない「利他」もあります。
(僕にとっては)複雑な文章では書かれていましたが、まとめると「利他」は作るものではなくそこにあるもの。人間は1人では生きていけない、つまりはコミュニティの中で他人と共存するしか無い。そう言う意味でも、この「利他」に関しては引き続き深掘りしたいテーマです。
最後まで読んで頂きありがとうございました😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?