良いメイドカフェとは

良いメイドカフェとはどんなメイドカフェなのでしょうか?

エンタメ系のメイドカフェでトップを突っ走るあっとほぉーむカフェが先日19周年を迎えたようです。19周年というのはメイドカフェ業界ではもちろん、カフェ業態でも長寿な部類に含まれるのではないでしょうか。

話はタイトルに戻り、良いメイドカフェとは何かというのをしばしば考えることがあります。私はあっとほぉーむカフェに推しがいるので月に1回程度を目安に足を運んでいるのですが、土日は特に過剰なまでの大盛況であり、メイドカフェとしての満足度は正直なところあまり高くはありません。まあ、コロナ明けと円安が重なりしようがないというのは理解できますが、使用金額に対する満足度を考えるとちょっと厳しいかなと思います。とはいえ運営サイドも店舗数を増やすなどの対策をしているので単純にサービスが低下している訳ではなく、過度な需要に対して供給が追いついていないことが要因かと思います。円安がいつまで続くかも分からないですし、無闇に店舗数を拡大するのもリスキーであると考えられるので運営サイドも難しい判断を迫られているのが現状かと思います。

それでもなおローペースとはいえ、なぜ私が通い続けるのはなぜかと言うと、シンプルに推しがいるからです。さらにその推しが10年以上在席していることも通い続けられる理由の1つになっています。

メイドさんの平均勤続年数は統計が無いので分かりませんが、平均したら1年もないのではないでしょうか。そもそも店舗じたいが3年に満たずに潰れるのが当たり前の業界ですから、遠からず近からずな予測だと思います。そのため、平均的なメイドさんの推し方も必然的に短期集中型が一般的になっているかと思います。

一方、あっとほぉーむカフェの場合は、メイド歴10年クラスのメイドさんがそこそこ在席しているところが業界トップたる所以だと感じます。歴が長いメイドさんには長期的にゆっくりと推すスタイルが成立しやすいので、遠方の顧客も推しとして長くお店に通ってくれる可能性が高まります。故に、円安やコロナ明けの一時的なバブルが落ち着いたとしても、一定数のファンが残るだろうと考えられるので、良いメイドカフェであると言えると思うのです。

メイドさんは若さが最重要視されがちですが、お店としての価値を高めるのは在籍歴の長いメイドさんの存在なのではないでしょうか。あっとほぉーむカフェはこれからもできるだけベテランメイドさんを大切にしてほしいですね。そして未来のベテランが生まれるとなお明るい未来が切り開けるのかなと思います。

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