【2017年訪問】幸せな国デンマーク社会現場訪問2
デンマークはアンデルセン童話でよく知られている国。
よくデンマークの風景にでてくるニューハウンです。
アンデルセンはこの街に住んでいました。
ニューハウンは、新しい街という意味。
コペンハーゲン市の政策転換で、繁華街から健康的な街に変身。
市長選、地方選挙のポスターを貼るのはどこでもよく、ラフな写真が橋にも木にも
貼られていました。
日本で言う皇居
王室は開かれており、ここはフレデリック皇太子メアリー皇太子妃の館です。
上に旗がある時は、ご在宅の時。
なんとこの後、フレデリック皇太子が青のアウディでこの扉から外出されるところをお目にかかりました。
超ラッキーです。
400年前の建物はそのまま残し、外観は変えずに内装をモダンに改装する方針です。
倉庫が、オフィスや5つ星のホテルに生まれ変わります。
神話に出てくるゲフィオンの噴水。
毎年、日本人会のさくらまつりが開かれます。
人魚姫像には世界中から観光客がやってきます。
80cmで104歳です。
みなちゃんは旅と歴史が大好きです。
国会議事堂の王冠は、三権分立の象徴です。
証券取引所の上には龍が。
龍はギリシャで商売の動物です。
国会議員は、多くが自転車通勤です。
仕事を持っていらっしゃる人も多くいます。
国立図書館、ブラックダイヤモンドの素敵さにともちゃん、大満足です。
すみちゃんには、デンマークの文化と歴史をたくさん教えてもらって、楽しい時間でした。
ありがとうございました。
午後は、ブロンデアー学校へ。
自閉症を持つ子供たちの一人ひとりの障害を見据えての教育です。
一人ひとりに寄り添ったプログラムを先生方が構築し、BOXの中にアイテムがあります。
一つのボールでは注意力が続かないので、複数のボールで何度もでき集中力をあげます。
時間割、役割、指示が、視覚化されています。
一緒に、できるきざしを見つけていく。
一人一人ゴールが違う。
レベルによって伸びかたも違う。
成長曲線で、みんなが上へ向かっているかで人生が幸せになるかにつながります。
ムーンウォーカーで、校内を飛んで走って落ち着く子供たちもいます。
体を使った教育。
マシンは好きになれない子も、伸びるロープで楽しんでトライします。
体を通して心がつながります。
形と色を合わせて、キルトを切ります。
靴紐を自分で結べるためのアイテムです。
将来の生活ができるように1対1でサポートし、その後一人で自立し自分でできるように見届けます。
けんちゃんは緑の校庭にトランポリンがあり童心に返っていました。
先生がリラックスしてミーティングできるスペース。
音にも気を配ります。
幸せな人生へ、一人ひとりの生涯を見据えて先生とペタゴー(保育士)とヘルパー
専門家の先生がチームを組んで、サポートします。
社会性、コミュニケーション、想像力を育むために適切な支援と教育をしていく。
自立することが、豊かな人生になっていく。
デンマークでは「子どもは幸せで楽しい気持ちでないと何も学ぶことはできない。」
たえちゃん、素敵で感動的な時間をありがとうございました。
ありがとうございます。感謝します。
株式会社山崎文栄堂 山崎登