ワクチン接種率1位は徳島県 約20人に1人が接種

 首相官邸のワクチン特設サイトに掲載された数字からワクチンの接種人数を算出すると、ワクチンを1回以上接種した人の割合が最も高い県は徳島県だった。徳島県では現在公表時点(※)で3万4556人が1回以上の接種を受けた(うち9442人が2回の接種を完了)。徳島県の人口は72.2万人なので人口あたりの接種率は4.8%、21人に1人が接種を受けたことになる。2番は佐賀県で4.7%だ。

(※医療従事者は5月7日時点、高齢者は5月9日時点の集計)

 対して、千葉県・神奈川県・大阪府・東京・埼玉・兵庫・福岡は2%程度で、地方と都会で最大2倍以上の差が生じている。日本全体の接種率は2.6%である。

 なお、2回の接種を完了させた人の割合が最も高いのは高知県で、人口68.4万人に対して1万3226人が接種を完了しており、その割合は1.9%だ。

 接種人数そのものが一番多いのは東京都で、31万1113人である。日本全体では327万7826人が1回以上の接種を受けた。そのうち1割が東京都で接種を受けた人ということになる(ちなみに、日本の人口の1割が東京都民だ)。

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筆者のサイトより引用。人口データが少し古い事に注意。

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