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「成金おじさんフィギュア」、確かに欲しいかも。

 2月23日の朝日新聞デジタルに、「お札に火を付け「明るくなった」 成金おじさんフィギュアに注文殺到」という記事が出ています。

 「成金おじさん」、第1次世界大戦で巨万の利益を得た成り金紳士が百円札を燃やして「どうだ明るくなったろう」と話す風刺漫画で、正式な作品名は「成金栄華時代」と言うのですが、日本史の教科書には必ずと言っていいほど登場するものです。自分が学生だったウン十年前にも載っていましたし、今の日本史の教科書にも出ています(調べたわけではありませんが、おそらく、ほとんどの会社の教科書に出ているのではないでしょうか)。

 その「成金おじさん」のフィギアが、作者である香川県琴平町出身の画家和田邦坊の作品を収蔵・展示する善通寺市の「灸まん美術館」のミュージアムショップでアクリルスタンド付きで5,000円(税込)で売られていて、これが2月6日から、X(旧Twitter)で話題になり、翌7日でミュージアムショップの在庫が完売する事態となり、制作している神戸市の「吉本アートファクトリー」にも予約が殺到しているということです。
 現在は、「灸まん美術館」のミュージアムショップでは店頭販売のみで通販は終了していて、通販を希望する人は制作元の「吉本アートファクトリー」で扱っています。受注生産で、ご注文確定後に生産準備を始め、納 品は(現在は)3週間以内に発送予定となっています。

 「成金おじさん」のフィギア、確かにちょっと欲しくなっちゃいますが、おじさんからすると、5,000円(税込)って、結構いい値段のように思うのですが、今の若い人たちからすると、そうでもないんでしょうか。値段を考えると少しためらっちゃいますが、ネタに使えるし、どうしようかなぁ。

 ちなみに、このフィギアの制作元である「吉本アートファクトリー」ですが、以前のブログで取り上げた「灯台擬人化プロジェクト『燈の守り人』」のグッズを作っている会社でした。
 他にも、(おじさんは知りませんが)「BULE HUNTER 真夏と時のカイリュウ」のフィギア (この中の深海生物シリーズ メンダコは欲しいかも)や、玉骨標本 (これはガラスやアクリルのような透明度の高い立体物をつくれるピュアクリアインクで作られていて、研磨なしの状態で販売されているので、購入後磨き上げてガラスのように透明に仕上げるなんていう楽しみがあるフィギア)などもあって、かなりそそられますねぇ。

 

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