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3月16日のダイヤ改正で、東海道線「静岡区間」が大きく変わります。

 3月7日の乗りものニュースに、「異例の“ダイヤ白紙大改正”&18年ぶりの新車導入 東海道本線「静岡区間」大変貌へ」という記事が出ています。

 3月16日のダイヤ改正で、東海道線「静岡区間」が大きく変わります。
 ダイヤ改正後は、静岡区間をほぼ縦貫する「熱海~浜松」の“大運転”と、静岡市前後の多客区間に対応する「興津~島田」の“小運転”に二分され、それぞれが1時間に3本ずつ運行される形が基本になります。また、「掛川~浜松」(日中おおむね1時間に1本)などの列車が要所に運転されます。
 ダイヤ改正前とダイヤ改正後の時刻表を見比べると、その変化が一一目瞭然ですが(改正前と改正後の時刻表)、静岡駅のダイヤ改正前の上り列車は興津、熱海行きのほか、沼津行き、三島行きなどがあり、熱海へ行くには沼津や三島で乗り継ぎとなるパターンも多かったのですが、ダイヤ改正後は、日中に静岡駅を発車する上り列車の行先は、きれいに「熱海/興津/熱海/興津……」の順となり、沼津行きや三島行きが減っていて、電車1本で静岡区間をほぼ縦貫できるようになるのです。
 また、愛知県境をまたぐ浜松~豊橋間の列車は、熱海~浜松間の“大運転”列車と接続するようになり、浜松をまたぐ「熱海~豊橋」という長距離列車が日中にも新設されています。

 さらに、2024年度には新型の315系が導入され、30年にわたり静岡を走っていたトイレの付いていない211系車両が、2024年度中に315系に置き換わることで、全てトイレ付き車両になります。
 
 今まで冷遇されていた静岡区間ですが、これで少し良くなりますね。JR東海もやればできるじゃないか!って感じですね。

 もう一つ、JR東日本の話ですが、今回のダイヤ改正で、上野東京ラインでは、群馬県の前橋駅から静岡県の沼津駅までの、群馬・埼玉・東京・神奈川・静岡の1都4県を直結する走行距離241kmの長距離列車が新たに設定されます。前橋駅を19時13分に発車し、両毛線・高崎線・東海道線などを経由して沼津駅に23時35分に到着します。所要時間は4時間22分。残念ながら、この1本だけのようですが、乗り鉄の人にとっては魅力的なんじゃないかなぁって思います。

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