遺された学校は呪いか? ラブライブ!スーパースター!!8話「結ばれる想い」 感想

 お久しぶりです、
 ラブライブ!スーパースター!!8話、めちゃくちゃ面白アニメでしたね。
今日はちょっと長いので前置きはこのくらいで、どうぞ。

葉月恋の事情

この学校で活動しないで欲しい

 恋がスクールアイドル活動をこの学校でして欲しくない理由が明かされました。

・お母さんがかつて廃校を阻止する為にスクールアイドル活動をしていた。

・結果的に廃校は阻止できなかった

・お母さんはそれでもこの場所に学校をもう一度作りたかった。でも、他の思い出の写真は家に残っていたのにも関わらず、その時のスクールアイドル活動の痕跡だけが残っていない

 以上から、スクールアイドル活動をしたことを母は後悔していたのではないか?と考えたということです。

 ここ、過去作を見ているとそんな訳ないでしょwって思えてしまいますが、もし本当に後悔していたら、スクールアイドル活動が廃校に繋がってしまったら、
 お母さんが文字通り命を賭けて学校を遺したのを、かつて廃校になった理由と同じ理由で廃校にする という最悪に近い形で母親を裏切る事になるので、思い込みが強かったところはあれど、無理からぬ理由かなとは思いました。

生徒会長の資質

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すみませんでした。不快に思った人や怒りを感じた人も多かったと思います。ただわたくしはこの学校の良さを外の人に知ってもらうため…

 いや、ここで弁明入れ始めるの下手すぎない????
葉月恋、わざとやっているのか???って位コミュニケーションが裏目に出ちゃってて可愛く見えてきたな。
 まあ、本来生徒会長って2~3年になって学校に慣れてきた位にやるものだから、新設校の生徒会長ってだけでまあまあ重荷なんですよね~

 また、かのんは受験失敗、可可はスクールアイドル活動を禁止されるなど何かしらの挫折を越えた後で、他メンバーが精神年齢が高めだから、今まさに戦っている途中の恋は生徒会長枠?にしては珍しく、相対的に幼く見えて新鮮ですね。

母の想いは

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「学校でアイドル活動を続けたけれど結局学校はなくなることになった。廃校は阻止できなかった」
「でも私たちは何一つ後悔していない。学校が一つになれたから。この活動を通じて 音楽を通じてみんなが結ばれたから。最高の学校をつくり上げることができたから。」

 この葉月花が書いた日誌の内容、3話のモノローグと重なっているんですよね。

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「1位はやっぱりサニーパッション。だから私たちはスクールアイドルを続けられないかもしれない。」
「でも全然後悔してないんだ。だって可可ちゃんと約束した最高のライブができたから!」

 ただ日誌にそう書いてあったから ではなく、あの時感じた想いがあるから、葉月花は後悔してなかったんだと、自信を持って恋に伝えることが出来たんですね。

Song for All

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  歌で皆を笑顔にしたいから。

 ただ、他のキャラは退学しようとするキャラが二人いたように、この学校に対しての思い入れが薄いことは明確に描写されています。少なくとも、かのん達は学校の為にスクールアイドルをやろうとしたわけではありません。

 それに、2話のプロローグで、「歌で何か大きなことをしてみたい!」と言っていたように、かのん達って歌が好きというだけでスクールアイドルをしている訳で、ちょっと悪く言えば、目的意識が希薄ではあったんですよね。

 でも、具体的に何をしたい!という我が無いからこそ、考え方も、やりたいことも違う葉月恋をも巻き込むことができた。

 今思えば、我らが主人公、澁谷かのんは困っている人、勇気を出せない人を見たら自然に手を差し伸べる人でしたね。

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嵐千砂都の表情

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『正直言うと分からない。けどやるしかない。信じるしかない』
『強いのですね、かのんさんは』

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『そんなことないよ。ただ私ね、始まりの瞬間が好きなの』

〇すぞ~~~!!!

嵐千砂都の表情には幼馴染へのクソデカ感情が入っており、さすがのオタクも用意していた酎ハイを一気飲みしてしまいました~!

ちなみに、平安名すみれがグソクムシダンスをしている様子はぜひサブチャンネルをご覧ください。

ちょっと思ったこと

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 正直、8話に関しては概ね肯定的なんですけれど、2点だけ釈然としないなーと思ってる点があるので書きます。同意とか求めてないしなー、と思って書くかどうか悩んだのデスが、このnoteそもそも備忘録でしたしね。

・葉月恋の加入シーン、素直に泣かせてくれ

これは正直かなりめんどくさいオタクだなーと我ながら思うんですけれど、このシーン1期4話とかなり被せてますよね。
 青空バックにサブタイトル載せるのもそうですけど、そういうのってあくまでドラ(追加点的なもの)なので、いっちばん大事なとこでおもっっっっくそ過去作のオマージュ入れられて素直には泣けんかったな、とは思いました。
 正直泣いたけど、泣かされたというか、脛思い切り蹴られて「ホラ、泣いた~!」って言われた気分でしたね。
 嵐千砂都だから「泣いてないっ!」って言い返しますけど。

・理事長マジで何してたの?

 いや、恋に自分で決めさせたかった。オカンもそう言ってた。それはええんよ。
 でもあそこまで思い詰めてる様子見ても何の助け舟も出さないの本当に何なの?かのん居なかったら、どう転んでも恋は学内で厳しい立ち位置を強いられてマジで何もかも終わってましたよね?

 流石にオカンも生きてたらそろそろ助けてあげてって言ってると思うけど?新卒の社会人でももう少し自分で考えるよ?
  なんかその後で実はいい人でしたオーラ出してるけど、寧ろ厳格なままでいてくれた方がまだ評価しようがあったなーと思わされましたね。

後書き

まあそんな感じで、ちょっと引っかかった所はあったけど、概ねめっちゃくちゃ面白アニメなので、今後に引き続き期待ですね。

ラブライブ!ってそのクールだけ楽しかったねで終わるコンテンツじゃなくて何年もかけて付き合ってくコンテンツなので、今多少分からない所がある位の方が飽きなくていいのかな、位の気持ちで、緩く見ていくことにします。

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