オペアンプの反転増幅回路について

オペアンプには様々な使い方がありますが、今回はオペアンプの反転増幅回路と非反転増幅回路について書いていこうと思います。

●反転増幅回路

オペアンプ(反転増幅回路)

この回路を式で表すと以下のようになります。
Vout = Vin ✖️-(R2/R1)


なぜこうなるのか、考え方を見ていきましょう。
R1を流れる電流とR2を流れる電流は同じであるため、以下の式が成り立ちます。
           (Vin - V-)/R1 = (V- - Vout)/R2

V+はGND接続されているため0Vです。
さらにV-V+はイマジナリーショートにより同電圧となるのでV-も0Vとなります。

V-=0を上の式に適用すると、次のようになります。
                                                        (Vin - 0)/R1 = (0 - Vout)/R2
さらに式変形すると最初の式になります。
                                                         Vout = Vin ✖️ -(R2/R1)


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