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「 #3がない看板 」を追いかけてみよう / 新型コロナウイルスで株価はどこまで下がるか、個人はどうすればいいか / メガネでおさげの委員長女子は実はおばかさんで不良くんが頭がいい?~「いいんちょと不良くん」を読む

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【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

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新聞2/1 日本経済新聞(電子版記事の再録)
マネー研究所セレクション 2020年代の働き方はエイジレス 自分の収入自力で増やす

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電子マネーやキャッシュレス決済を知る(第4回)

【マチアルキ】「 #3がない看板 」を追いかけてみよう

実はここ数年くらい、密かに撮りためている写真がある。「3がない看板」を見かけると撮る、というものだ。

東京二十三区にお住まいあるいは仕事をしている人はご存じだと思うが、東京は03が市外局番だが「3xxx-xxxx」と続くのが基本だ。かつては「03+3ケタ+4ケタ」だったものに、「3」を足して電話番号不足に対応したものだ。

追加したのは平成3年の1月1日だったらしい。昨年青森のとある公共施設で講演をしたとき、内線電話にそのお知らせをするシールが貼ってあってびっくりした。このシール自体が1990年に貼られたとすれば(平成3年が1991年)、30年の長寿命ということになる。

30年前と言えばインターネットの「い」の字もない。1995年頃に一気にインターネットとホームページが登場するのだが、それまでは予約や問い合わせはは基本的に電話だった。お店の看板や案内には電話番号を掲載するのが基本だった。

そうはいっても看板を付け替え直すのも手間なので「まあじきに直そうか」というお店も多かったことだろう。みんな「3がついた」と知っているのだから、載せていなくてもなんとかなったのだろうし。

そのうちに、中小店舗においては店主の高齢化や売り上げの縮小など(スーパーマーケットなど大型店舗の近隣への進出などがあると、個人商店は影響が大きかった)、「看板を直している余裕がない」ということになったのかもしれない。

あるいは閉店を決断したら、その未修正看板はそのまま放置されることになる。閉店したお店の看板に「3」を書き足すわけがないからだ。

そうして考えてみると、令和がやってきて、2020年になったこの年に「3がない看板」をコレクションしてみるのも考現学的におもしろいものがあるかもしれない。

なんとはなしに気まぐれに取り始めた3がない看板だったが、どこかで公開するのはどうかなあと思って、気まぐれにInstagramを検索してみたら、そのものズバリ「 #3がない看板 」というタグをつけてコツコツ投稿しているアカウントがあることに気がついた。

やはり同じような目線で看板を投稿している人がいたのがちょっと愉快だったので、自分も2枚とりあえず投稿してみることにした。過去のストックについては発掘できたら投稿して、これからみつけたらそれらはInstagramに投稿してみようと思う。

ここまでため込んできた知見(というほど大げさなものではないけれど)では、個人商店と昔ながらの商店街に発見のチャンスが多くて、これはもうひとつの趣味である看板建築コレクションとも通じるところがある。自分の中でも趣味の輪っかがひとつ増えて、おもしろいところにつながってくるかもしれない。

振り返ってみると看板建築マニアになったのは、東京スリバチ学会のまちあるきに参加したとき、iPhone3GSを手に入れたばかりだったことが理由だったりする。というのはおもしろがって写真を撮っていたら、GPSのタグが自動的につく写真が撮れること、縦位置での写真と看板建築の建物がフィットすることの面白さを発見したからだった。

……ということで、Instagramのアカウント @yam_syun をもしよろしければフォローしてください。「 #3がない看板 」コレクションが次々に投稿されていくかもしれません。

【オススメ】メガネでおさげの委員長女子は実はおばかさんで不良くんが頭がいい?~「いいんちょと不良くん」を読む

大作ストーリーを追いかけるマンガ読みの醍醐味もあるけれど、軽く読めるマンガもやはりマンガの愉しさだろう。

今回の一冊はのんびり続刊を待っては読み終わるまでの数十分、ほんわりとした気分になることが待ち遠しい一冊かも。ただしタイトルとちょっと違う展開がおもしろいのだ。

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