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4歳と6歳の「社長ごっこ」 / 参議院選挙近づく 年金を政争の具にするのはもういい / サッカースタジアムでグルメマンガ?~「ぺろり!スタグル旅」を読む~

【週刊ヤマサキシュンスケもくじ】


【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

7/8 日経新聞電子版:「人生を変えるマネーハック」
「老後に2000万円」をマネーハック(2)
退職金もらえる? 「老後2000万円」置き去りの備え
7/8 現代ビジネス
老後2000万円問題で「金融機関のカモになる人」たちの5つの誤解~不安を煽って儲ける奴らに要注意

雑誌 月刊企業年金(企業年金連合会)
リタイアメントプランニング入門

【コソダテ】4歳と6歳の「社長ごっこ」

わが家には子どもがふたりいる。上が男子6.2、下が女子4.1である。分かりやすくいえば幼稚園の年長さんと年少さんにあたる。保育園なので正確には5歳児クラスと3歳児クラスとなる(進級時点の年齢でみる)。

保育園で仕入れてくる知識というのがなかなか面白くて、またかわいいことが多いのだが、最近入手したとおぼしき知識のひとつに「社長」というものがある。

とりあえず社長というのは「えらい」らしい。なるほど。まあ確かに社長は偉い立場にはある。

そして社長というのは「自分ではやらない」というものだとも認識している。社員にやらせる、ということか。なるほど。

もうひとつおもしろいのは社長というのは「スーツみたいな服を着ている」というイメージがあることだ。

少し質問をしてみると、保育園の知識だけじゃなくてYouTubeなどのムービー(子ども向けコンテンツ)からも情報を収集したうえでの「社長イメージ」を抱いているようだ。このあたり、入手経路が現代的である。

このままテンプレ的社長イメージを持っていても良くないかなと思って「でも、お父さんも社長だよ」と言ってみた。私は個人オフィスをかまえていて株式会社なので社長である。社員はいないけれど。

ところが子どもにとっては私は社長ではないらしい。確かに「社長三原則」には当てはまっていない。「えらそう」ではないし「自分でやらない」人のようには見えないし、「スーツはあまり着ていない」

あまり混乱させてもしょうがないので、追及の手はほどほどにしておいたら、今度は「社長ごっこ」が始まった。

社長ごっこはなぜか風呂上がりに始まる。家の中でもっともスーツっぽい格好ということで、男子6.2は白デニムジャケットを羽織り、ズボンと靴下を履く(風呂上がりなのに)。

風呂上がりのTシャツにパンツ1枚、というのは社長らしからぬ服装であるらしい。そして何か神妙な顔をしている。これはまじめな顔ということらしい。

そしてお兄ちゃんが妹にも声をかけたところ、うれしそうに応じて、しまっていた冠婚葬祭用のスーツのジャケットを羽織って「おんなしゃちょう」になっていた。社長と部下ではなく、ふたりとも社長というのがまたおもしろい。

せっかくなので記念写真を撮ろうと声を掛けてみた。そうしたらマジメな表情を作って仲良く写真に納まっている。社長は「マジメ」というファクターをふたりで体現している。でも妹の小脇にはぬいぐるみのプーさんがいたりする。とにかくギャップがおもしろい。

「社長ごっこ」はそれほど長くもつわけではない。30分もしないうちに、遊びはいつもの子どものものとなっていく。「暑い」といって上着も脱ぎ散らかしてしまう。もちろんハンガーにかけてはくれない。

でもまあ、そういうことを楽しみながら大人になっていくということなのだろう。そしてじきに、社長ごっこのブームも過ぎていくことになるのだろう。

私は自分の会社を子に継ぐつもりなんかないけれど(私しかできない仕事なので継がせても仕方がない)、子どもが社長になりたいと思うのなら、背中は押してあげたい気がする。

さて、社長に慣れ親しんだ(?)うちの子どもは、いつか社長になる未来があるのだろうか。


【オススメ】サッカースタジアムでグルメマンガ?~「ぺろり!スタグル旅」を読む~

野球観戦、サッカー観戦など、スポーツを見に行ったときは食事を何か取ることだろう。そしてビールも。

しかし、スポーツ観戦のつまみといえばアメリカンドッグと唐揚げしか思いつかないとしたらそれはちょっと昔の話だ。今はスタジアムごとにいろんな美味いモノが並んでいて、お客を悩ませている。

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