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【マチアルキ】スリバチ地図を片手に街を歩いてみよう

昨年の12月中旬頃、3冊の「東京スリバチ本」が発売された。2冊はスリバチまちあるきをメインとしたガイドブック、1冊は「地図帳」だ。

ただしただの地図帳ではない。まず「高低差」、つまり立体の有無を地図の描写に入れている。普通の地図といえば、フラットなまま町名などで色分けしているものだが、この地図での色分けは「高低差」が基準だ。

そして、地図記号も特殊だ。「階段」「坂道」「古道」「暗渠や川筋」といったところにマーキングがされていて、それ以外にも「古仏」のアイコンがあったりする。

「ブラタモリ」初期にタモリさんが高低差や暗渠路を楽しみながら都内の町歩きをしていたが、まさにその視点が味わえる地図帳となっている。

地図そのものは昭文社発行なので、信頼性はバッチリ、スケールは1万分の1となっていて、歩いて10~20分くらいでページの見開きを移動するような距離感になっている。

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