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生まれて初めて「どうぶつの森」をプレイすると6.9歳児はどうするのか / 三国志一気読みして最終巻のみ課金をした話 / ボルダリングマンガブーム到来?~「ぽちゃクライム!」「フリクションガール」を読む

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4/13 日本経済新聞電子版 Life is MONEY
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(無料)【コソダテ】生まれて初めて「どうぶつの森」をプレイすると6.9歳児はどうするのか

家にいる時間が長くなると人は何をするのか。部屋のレウアウト変更、映画やドラマ、アニメの視聴、そしてゲームだ。

わが家の男子6.9と娘4.8も例外ではない。先日はいきなりベッドルームのレイアウト変更を始めた。

横長の四角形の長辺に沿ってふたりのベッドを並べていたのだが、ある日突然、長男のほうが「_|」という向きにベッドを90度転換した。そしてその夜はこのまま寝たいと言い出した。私も試験勉強の直前には必ずレイアウト変更をしていたくちなので、男子6.8の希望に応えることにした。

次は翌日、娘も動いた。自分のベッドを兄と同じ向きにターンし、「||」としたのだ。元のレイアウトからふたりとも90度ベッドを動かしたことになる。ふたりは新しいレイアウトで満足しているようだ。子どもは子どもなりに「飽き」と向かい合っているのかもしれない。

もうひとつのゲームと向かう姿もなかなかおもしろい。簡単なパズルゲームくらいしかさせていなかったが、この機に男子6.9に「あつまれ どうぶつの森」を遊ばせてみることにした。基本的には箱庭ゲームだし、ゲーム内で人は殺さないので遊ばせるにも安心できる。

そうしたらこれがおもしろい。まず「次の目標」のようなものを意識していない。序盤に、移住費用として5000マイルを借りており返さなければいけないとか、島内にいるキャラクターと会話をしてシナリオを進めないといけない、なんて気にしていないのだ。

最近のゲームはマニュアルが添付されていないし(というかダウンロード版だからそもそも紙のマニュアルはないのだが)、何をするのも自由なのが箱庭ゲームとはいえ、親として「いや、そこはこうしたほうが先に進める」とか「このほうが効率的だよね」というところをことごとくスキップしていくのがおもしろくもある。

では何をしているのかというと、「雑草むしり」とか「釣り」「虫取り」をえんえんとしている。「雑草むしり」というのは地面に生えている雑草をえんえんと取っていく作業。ポケットの中には200個以上雑草が入っていたりする(売りに行くとお金になるのだが、ため続けている)。木を揺らしてみかんや小枝を集めることにも余念がない。

「釣り」と「虫取り」は確かにどうぶつの森の遊び方のひとつだ。しかし、序盤の限定的な条件でえんえんと釣りと虫取りをやっているのがおもしろい。

サイトを検索すると「最短攻略ルート」のような感じでマイホームを建てるまでのステップを紹介しているが、その点ではうちの子どものプレイスタイルは大回りそのものだ。

ステップを踏めば、マイホームが建てられ、友だちの島に遊びに行ったり、自分の島に招待したりできるようになるわけだが、本人は(単純に知らないということもあるが)、気にせずテント暮らし(最初に与えられるすみか)を満喫しているようだ。

ときどき「たぬきに話かけて魚を売ったら?」とか話しかけてみると「大事だから売らない」と答える。「一緒に島に住んでいる住人に話しけて見たら?(シナリオが進むことがあるらしい)」と水を向けても「嫌いだから(!)話しかけない」とのこと。

でも本人はとても楽しそうだ。これがスーパーマリオのようにジャンプしては右スクロールしなければいけないのであれば、従うのだろうが、箱庭ゲームだから、何をしたっていいのだ。

ほとんどまっさらな状態でゲームをさせる、というのはこういうものかとなかなか興味深く見ている。

たぶん、どこかのタイミングで攻略のステップが進んでいくのだろう。友人の子どもも「あつまれ どうぶつの森」を遊んでいるようなので、機会があれば、遊びに行かせてみたい。しかし、いつになることやら。

【コミック】ボルダリングマンガブーム到来?~「ぽちゃクライム!」「フリクションガール」を読む

「のぼる小寺さん」という佳品マンガがある。今度、実写映画化もされるボルダリングマンガだ。今回はボルダリングマンガを3つまとめて紹介してみる。

壁に置かれた石を足がかりや手がかりに登る競技がボルダリングだ。最近はボルダリング用の施設も増えている。私の行動圏内だと、秋葉原の端っこと、東京ドームシティにあってそれぞれ案内をしている。

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