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noteの記事がきっかけでNHK9時のニュースに出ました / 創作は恥ずかしさをさらけ出すことだ!高校演劇部を舞台にした初々しさの物語~「まくむすび」を読む~ / 30号、60本のコラム、30冊のコミックレビューを振り返って


【週刊ヤマサキシュンスケもくじ】


【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

7/22 日経新聞電子版:「人生を変えるマネーハック」
「老後に2000万円」をマネーハック(4)
老後2000万円、自助努力は先進国共通 未来に仕送り
7/20 @DIME
どう戦う?どう我慢する?ボーナス商戦と消費増税直前商戦の賢い攻略法
7/23 フライデーデジタル
あなたの給料は合格?「時給換算」で捉えてみると見えてくる真実
7/23 Yahoo!ニュース個人
DVDを出して見返すなら、動画見放題の配信サービスで見た方が京アニのためになるかもしれない

広報紙 夢ろうきん(九州労働金庫)2019年7.8月号
消費増税対策はこれが決め手?スマホにマネーアプリをインストールしよう
http://kyusyu.rokin.or.jp/yumeroukin/
雑誌 LDK 2019年9月号
「お金が貯まる暮らし方2019」にいろいろアイデア提供
https://amzn.to/2JYlmfC

【オシゴト】noteの記事がきっかけでNHK9時のニュースに出ました

先週、サブスクの動画配信サービスを見ることが、京アニを支える力となるかもしれない、なんて記事をnoteの週刊マガジンに書いたのですが、これがきっかけでNHK9時のニュースでコメントすることになりました。今日はそんなレポート話を。

記事は「京アニの今回のあまりにも大変な出来事について、私たちができることがあるだろうか。もしかしたら引き出しのDVDを引っ張り出して再生するより、動画配信サービスで見返すほうが京アニに新たなマネタイズの機会を与えることになるかもしれない」というものです。

引き出しのDVDを何度見返しても著作権はすでに支払い済みですが、動画配信サービス、AmazonプライムビデオやNetflix、dアニメストアなどで見返せば、それは使用料が京都アニメーションに対して改めて還元される可能性がある、というわけです。

私自身が、京アニ作品が大好きなオタクとして、そしてFP目線として何か書いてみたいと思ったことがきっかけでした。先週の日曜にnoteのマガジン購読者向けに書いた(といっても、このコラムまでは誰でも読めるようにしてあるのですが)ものです。

そのあと、これはもっと人目に触れてもいいかなと思い、加筆しなおしてYahoo!ニュース個人のコラム枠にも投稿しました。
 →7/23 Yahoo!ニュース個人「DVDを出して見返すなら、動画見放題の配信サービスで見た方が京アニのためになるかもしれない

そうしたところ、けっこうたくさんの人に読んでもらうことになりました。そしてたまたまNHKの記者の目に止まり、京アニ支援の輪が広がる、といった小特集の中で、コメントをすることになったというわけです。

私の本業はファイナンシャルプランナーですが、ただ節約をしてお金を減らすことだけをアドバイスするわけではありません。むしろお金の使い方が大事ですし、あなたの精神に満足をもたらすなら趣味の出費だって悪いことではありません。

お金を安く使うことは大事ですが、ただ安ければいいわけでもありません。例えば違法配信の動画を見ているような「無料」はお金の気持ちいい使い方とはいえません。それはただの無料ではなく、広告などにより違法配信主はさらに収益を得ているからです。「お金がどこへ行くのか」を考えて使うことを考えるのも大事なことだと思います。

サブスクリプション契約は、新しい権利配分の形だと考えています。月額課金をしている配信サービスを通じて見返すことが改めて制作権者にお金が配分される力になっています。昔何度も聞いた曲をiTunesMUSICで聞くと歌手へ、昔大好きだったマンガをKindle Unlimitedで読むと作者へ、昔繰り返し見たアニメをNetflixやdアニメストアでみれば制作者へ、お金がまた新たに渡るわけです。

あなたがそうした配信サービスを契約しているとき、「手持ちのディスクを再生することと、配信サービスで再生することはお金の流れが違う」ということは知っておくべきだと思います。それもまた、お金のことを考えるひとつです。

もちろん、一方で、配信サービスはいつまでも配信することを保証されていないという問題もあります。電気グルーヴの音源が、手元にダウンロード済みのものも含めて再生不可となるような経験は「購入して所有」にも一定の意義があることを改めて確認させてくれました。

住宅ローンの金利や銀行の定期預金金利、株式の値上がり率だけがファイナンシャルプランナーの話すべき話題ではありません。今後も機会があれば、こういうテーマは取り上げていきたいと思います。


【オススメ】創作は恥ずかしさをさらけ出すことだ!高校演劇部を舞台にした初々しさの物語~「まくむすび」を読む~

いきなりですが「耳をすませば」というジブリ作品があります。みなさんはどこに感動したか分かりませんが、私が一番ぐっときたのは、初めての小説を夢中になって書き上げるまでのプロセス(親に怒られたり生活がぐちゃぐちゃになったりする)と、書き上げた作品を地球屋のおじいさんに見せたあと、自分の作品の未熟さを泣きながら語るシーンです。

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