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【コソダテ】5.5歳娘、Seventeen誌を読み始める【コミック】平凡な日常、後悔する過去、しかし未来はある~「明日、世界が滅びるかもなので、本日は帰りません。」を読む【オシゴト】腱鞘炎と腰痛と年末と

【シャープなこんにゃく~週刊ヤマサキシュンスケもくじ】
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【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

○12/14~12/20
12/14 日本経済新聞 
「幸せ」の賢い買い方(2)
コロナで再認識 家族や友人との関係こそプライスレス
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOMH105300Q0A211C2000000
12/18 Yahoo!ニュース個人
ボーナスゼロ!ボーナス半減!ダウン割合別、向こう半年のやりくり術
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【コソダテ】5.5歳娘、Seventeen誌を読み始める

思春期の女の子が通過儀礼的に読むであろう雑誌がいくつかあるが、「Seventeen」もそのひとつだろう。「17歳」の名の通り、中高生の憧れのファッションやグッズ、健康や美容に関する情報を盛り込んでいる雑誌だ。

先日、うちの下の娘5.5が、部屋に置いてあった同誌をいきなり熱心に読んで「かわいい!」とか連呼し始めた。

アクセサリー紹介ページを見ては「かわいい!」といい、お洒落なコーディネートでポーズを取るモデルの姿を見ては「かわいい!」と指を指す。なかなか、女の子だ。

もちろん本人がこの雑誌を買ったというわけではない。実はこれ、鬼滅の刃コラボ月間に発売された号で、たまたま買ったものだ。映画上映直前に、集英社のほとんどの雑誌が鬼滅の刃コラボをしておまけをつけていたときがあった。

私自身が面白がって、良さそうなおまけの雑誌をいくつか買ってみたのだが、そのひとつがSeventeenだった(男性向けファッション誌は私が読んだ。あまりにも久しぶりだったので、実に新鮮な感覚で読めておもしろかった)。

ちなみにメインの表紙は「鬼滅の刃」のアニメのイラストとなっている。裏返したダブル表紙はいわゆるSeventeenなモデルが映っているが、知らない人ならアニメ雑誌と見間違うくらいのコラボだ。

特集も「全集中の呼吸で、かわいくなるダイエット」みたいな感じで鬼滅の刃コラボをしている。娘も雑誌を見ながらストレッチを始めた。

といっても、「やせたい場所」でストレッチするのではなく、「好きなキャラクター」で運動を真似ているのだからかわいい。だいたいは、女性キャラクターのストレッチをやっていたようだった。

途中からなぜか私も呼び出され、おなかがへこむというストレッチをやるよう指示された。数回やるくらいは簡単なものだが、繰り返していくとハードになるやつで(15回セットなんて、17歳にはいいだろうが、+30歳にもなると簡単ではない)、途中からギブアップした。

もちろん、5.5歳の娘が漢字を読めるわけはなく(ひらがなは読めるが)、自分はきちんとノルマを果たさず、いくつかのポーズを取っては悦に入っている。

しかし考えてみると、「女の子向けファッション雑誌を読みふける」「ファッションや美容に関心を持つ」「ストレッチとか運動をしてみる」なんていうのは女の子の思春期の定番だろうが、保育園児にその萌芽を見る、というのはおもしろい。

わが家からは池袋のサンシャインが近いのだが、地下のファッションブティックが並んでいるフロアなど、数百円から数千円で、いろんな選択肢があふれていて、中高生が服選びに余念がない。

娘5.5にも「大きくなったら、ここで服を買ってあげるよ」と話をしたら喜んでいたが、そういう日もあっという間にやってくるのだろう。

問題はそのとき、「おこづかいだけ渡して、買い物は娘だけで行く」ことになるのか「一緒に買い物までつきあってくれて、お会計を任される」ことになるのかだ。

友だちと買い物に行くとなれば前者になるのは仕方ない。でもできれば、娘との買い物も何度か一緒したいところだ。


【コミック】平凡な日常、後悔する過去、しかし未来はある~「明日、世界が滅びるかもなので、本日は帰りません。」を読む


日常が無感動の繰り返しになることがある。過去に失敗を犯し、後悔はときどき自分を追い込む。

しかし、未来はどこかにつながっていて、ひょんなところから別の始まりがみつかることもある。

今回のマンガ、柔らかいイラストの雰囲気でありながら、醒めた感覚や不毛と感じつつ応じてしまうセックス、虚無を描きつつ最後にはなんとかハッピーエンドを拾う物語を描くのがちょっとリアルだったのでご紹介。

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