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New Normalが始まる そして「新しいお金の生活様式」も始まる / 自宅パソコンは自作パソコンに限る / 藤原不比等没後1300年記念に古事記の成り立ちをマンガで読もう~「ふることふひと」を読む

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「インデックスvsアクティブ。あえて今こそ、どちらを選ぶ?」

(無料)【テツガク】New Normalが始まる そして「新しいお金の生活様式」も始まる

新型コロナウイルスの影響、日本では感染はピークアウトしたように見受けられる。首都圏以外では解除が進む緊急事態宣言だが、東京もおそらく来週には一度解除されることになるだろう。

世界的にはまだ感染者数と死亡者数は増え続けているものの、経済をすべて止めっぱなしとはいかず(外国の場合、強制的に行動を制限していることがあるので)、どう経済をリスタートするかに議論が集まっている。いわゆる「New Normal」だ。

日本経済新聞5月23日付け記事では、工場のラインを見直し、あえて作業員の距離を空けた事例(効率性は落ちるがそれでもやる!)や、アパレルショップで試着服についてはいったん引き下げて翌日以降に出す(滅菌の時間を取るため!)、といった試行錯誤が進んでいると紹介している。

むしろいろんなものの効率が悪くなっても、すべてがストップし続けるわけにはいかない。感染リスクを抑えつつ生活やビジネスを再起動していこうと、いろんな方面でチャレンジが進んでいるというわけだ。

これは一過性のものであるのか、それは何年かして振り返ってみなければ分からない。ニューノーマルの名が示すとおり「新しい普通」ということになるのかもしれない。
(※どうでもいいが日経新聞の「新常態」はいかにもカッコ悪いと思うのだがどうだろうか。「ニュー・ノーマル」でいいような気がするな)

私は、ファイナンシャルプランナーとしてお金の話をする仕事なので、私なりにNewNormalについて考える。日本の場合「新しい生活様式」という言葉もあるので、これになぞらえれば、「新しいお金の生活様式」ということだろうか。

日本では個人の生活スタイルの変化に着目したのか「新しい生活様式」という言葉でマスク励行や密を避ける暮らし方の例示が進んでいる(厚生労働省が主導しているから、かもしれない)。

しかし、「NewNormal」と「新しい生活様式」のあいだに、個人のお金の問題をブリッジしなければいけないという気がしている。

例えば下記のようなお金の新しいルールが生まれようとしているのではないか。

家計の構成が大きく変化する(外食費は減り、中食、自炊費用が増える、自宅の光熱費は増加する、交際費は減少)

テレワークはある程度普及することにより変化が生じる(交通費、移動時間のロスはどう金銭的価値として変化するか)

同じ会社での共働きは忌避される(業績悪化の影響が夫婦双方の年収に直撃する)

非正規雇用のリスクが再認識される(雇用の不安定さというリスクが大きい)

数カ月暮らせる生活資金を貯金する(カジュアルな借金の終わり、当座の生活資金がいかに重要か)

住み方のルールが変わる(テレワークなら首都圏住まいが不要、独居親やシングルライフのリスク再認識など)

あたりはおそらくもう既定路線だ。これに

投資をする。特に中長期の積立投資の再認識(短期売買よりも中長期。下がったとき焦って売るより数年継続購入を続けたほうがいい)

などの変化もあるだろう。なんとNISA口座の開設数は4月の数字で前年同月比2.8倍という報道があることにも兆しがみられる。

機会があれば「ニューノーマルのお金のルール」みたいな本をまとめてみたいところだ。


【コミック】 藤原不比等没後1300年記念に古事記の成り立ちをマンガで読もう~「ふることふひと」を読む

今年(2020年)は藤原不比等の没後1300年だという。さらに日本書紀が完成してからも1300年に当たるという。先に完成した古事記は2000年に完成1300年を数えている。

今回は、古事記と不比等の関係を描くマンガ、「ふることふひと」をご紹介。

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