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悪いことをしていないのに反省を求められる中学のホームルームとレジ袋有料化の関係 / トークイベントは自宅で聞ける / 印刷屋さんはみんながんばってます!~「刷ったもんだ」を読む

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【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

7/20 日本経済新聞電子版 Life is MONEY
リモート体験やキャッシュレス コロナで高齢者も動く
新しいお金の生活様式(3)
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冊子 九州労働金庫 夢ろうきん 7-8月号
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(無料)【テツガク】悪いことをしていないのに反省を求められる中学のホームルームとレジ袋有料化の関係


ファミレスのドリンクバーではストロー撤去の動きがある。これ、アイスカフェラテとか、ミルクとコーヒーが上下に分離する構造なので本当に困る。

スタバなどのカフェだとストローは紙製になっているのだけれど、アイスカフェラテを頼むとカップのほうはプラスチックのままだからちぐはぐさを禁じ得ない。

店内で観察してみると、フラペチーノやタピオカドリンクに使う太いストローはどうやらプラスチックのままらしい。やっぱり変だ。

かといって、ウィズコロナ時代は衛生的にマイボトルが頼みにくい(一時期のスタバはマイボトルお断りをしていた)。アイスドリンクはマイボトルにするのが一番いいのだけれど。

ちぐはぐさ、といえばレジ袋有料化もそうだ。自宅でゴミをまとめるためには中型のゴミ袋は必要で、「レジ袋辞退(-1)+100均でゴミ袋購入(+1)」であればプラマイゼロだ。

実際、経済産業省のWEBにも、「普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的」とする旨が書いてあっても、実はそれで省資源になるとは書いていなかったりする。

この手の問題、「まじめに心配している人」だけ気苦労している感がある。「そんなのどうでもいい人」は環境を汚し続ける。ゴミも捨てる。

中学の頃のホームルームで「お前ら反省しろ!」と先生に怒鳴られた記憶は多くの人にあるだろう。実際に悪いことをしているのはクラスの数人であったりするのに、悪いことをしていない人も反省をさせられる。

何にも悪くないまじめな人ほど、これまたまじめに反省している。かと思うと、本当に悪いことをしたやつはケロッとしていたりする。

紙製ストローとかレジ袋有料化を見ていると、理不尽な中学校のホームルームを思い出す。そしてあのとき感じた、理不尽さもまた思い出すのだ。

だから、レジ袋にはマイペースで向き合ったほうがいいと思う。

私は「お菓子ひとつ」のような買い物ではレジ袋をもらわないが、普通に買い物をするときは気にせずレジ袋を買う、というスタンスにしている。

もちろんもらったゴミ袋は自宅に持ち帰ってゴミをまとめるのに有効活用するのだ。

無理をしてエコバッグにこだわって、結局100均でゴミ袋購入したり、液もれしてエコバッグを濡らしてしまうのは、まじめすぎる中学生のようだ。

自分の中で一度しっかり考えたら、周囲は気にせずマイペースで生きていくのが、ストレスをため込まないコツなのかもしれない。

【コミック】印刷屋さんはみんながんばってます!~「刷ったもんだ」を読む

以前「今日も下版はできません!」というWEBコミックが話題となった。今回紹介するのも、印刷屋さんの裏側を描くマンガである。こちらは中堅印刷屋さんなので同人誌もずいぶん取り扱っているのがちょっとおもしろい。紹介してみたい。

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