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雨の朝顔市は意外に珍しい? / スマホのコスパはどこまで高められるか / 令和の時代に大正期の昭和天皇若かりし姿を振り返る面白さ!~「昭和天皇物語」を読む~

【週刊ヤマサキシュンスケもくじ】


【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

7/1 日経新聞電子版:「人生を変えるマネーハック」
「老後に2000万円」をマネーハック(1)
「老後2000万円」は余裕の原資 年金の誤解を解く
7/2 AllAbout
老後2000万円ではなく7600万円必要!?でも大丈夫なワケ
7/3 楽天証券トウシル なんとなくから卒業!実践・資産形成術
退職金、いくらもらえるか知ってる?「老後に2,000万円」のカギ、退職金と企業年金を把握する方法
新聞 7/4夕刊 毎日新聞 特集ワイド
「人生100年時代」 豊かな老後、待っている? 「不健康」な期間長く、苦しい非正規雇用者
https://mainichi.jp/articles/20190704/dde/012/040/005000c (WEB記事は有料会員のみ)

【キンキョウ】 雨の朝顔市は意外に珍しい?

(写真はちょっと昔のもの。今年は雨で写真を撮る余裕なく…)

毎年7月の6、7、8日は入谷の朝顔市と決まっている。何せ曜日が平日だろうと週末だろうと6、7、8日に開催するのだから筋金入りの伝統だ。オフィシャルHPによれば昨年70回目を迎え、今年は71年目なのだという。

入谷の朝顔が有名になったのは江戸後期から明治の頃合いだったらしいが、当時は変わり花のほうが珍重されていた。普通に丸い花は流行っておらず百合のような形だったり、おかしな形の朝顔が人気だったそうだ。国立歴史民俗博物館が過去に行った企画展示の画像をみると「え、これ朝顔?」みたいな写真ばかりで驚くだろう。
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/plant/project/old/990803/index.html

ところが入谷の朝顔の伝統にも危機が訪れ、実は大正初期にこの地の植木屋は一度すべて廃業になっていたらしい。そこからここまで盛り返してきたのだから、商店街の心意気には感心する。

都会暮らしの小さな楽しみは、小さなベランダや廊下に置く鉢植えだ。木造密集地帯の路地裏には必ず鉢植えがあって、さらに狭い道路を埋めていることを見るに、これは近年に限った話でないようにも思う。

朝顔はそろそろ夏を迎える東京の風物詩のひとつといえる。わが家は毎年、鉢を求めに入谷に行くのが十年来の習慣となっている。

ところが、たいていの朝顔市は「暑い」。

浴衣を着て初夏の楽しみと思っていると、だらだら汗が出てくるほどに「暑い」。

この日頃はだいたいは梅雨明けしていることが多いからだ。あるいは梅雨明け前の好天に恵まれてか暑くかつ蒸し暑い日ばかりだ。わが家もちょっと洒落て浴衣で行くと、帰りはダラダラ汗ということがほとんどであった。

ところが今年は梅雨がしっかりかち合って、ほぼ3日間雨が続いている予報となった。土曜日のほうがまだ雨のやむ時間もあったようだが、都合によって回れず、日曜日を選んだところ、雨の中の参拝(鬼子母神)と、雨の中の朝顔鉢選びとなった。

今年のわが家は「ベビーカーなしの朝顔市」という大変化があったので、交通の便はずいぶんよくなったのだが(日比谷線入谷駅の最寄り出口はとても細い階段しかなく、JRの鶯谷へはちょっと距離があり、入谷朝顔市はベビーカー泣かせなのである)、雨はつらい。

それでも下の娘4.1に自分で朝顔を選んでもらい、なんとか帰宅にこぎ着けた。去り際に、朝顔の売れ残り具合をみると、やはり客足は少なめのようだ。せっかくの週末にかちあったスケジュールだったのに、今年は完売できないお店も多いかもしれない。業者はアテが外れてがっかりしていることだろう。

たぶん明日も雨だろうが、8日の月曜日まで朝顔市はやっている。もし午後に休みが取れるのなら、ちょっと立ち寄ってみてはいかがだろうか。

https://www.asagao-maturi.com/

【オススメ】令和の時代に大正期の昭和天皇若かりし姿を振り返る面白さ!~「昭和天皇物語」を読む~

令和の時代が始まって今、昭和を振り返るというのはよくある企画のように思うが、それが「月下の棋士」やら「哭きの竜」といったギャンブルマンガをものしてきた能條純一の絵になる、といえば話は違ってくる。
(いや、月下の棋士はプロ将棋を題材としているのでギャンブルというのは語弊があるか…)。

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