ノマド物書きは仕事のノートパソコンをどう考えて買い換えるか / 書籍の追い込み作業中に得られる発見 / 萌えは媚びではない センスある萌え四コマ~「Aチャンネル」を読む~
【週刊ヤマサキシュンスケもくじ】
【ロシュツ】今週のメディア掲載情報
10/18 PRESIDENTオンライン
"老後にX000万円"本当に必要な額の簡単算定式 2000万もいらない人、もっといる人
10/14 日経新聞電子版:「人生を変えるマネーハック」
消費税10%ライフ(3)
チェーン店の2%還元も逃さない 割高な価格には注意
【オシゴト】ノマド物書きは仕事のノートパソコンをどう考えて買い換えるか
10月に入ってから、ノートパソコンとスマホ(Androidのほう)に時折不具合が出ている。
ノートパソコンのほうは、キーボードとタブレット部分との接触に挙動不審があって、いきなりマウスカーソルが移動したり、変なところを選択していたりする。ちょっと怖いところだ。あと、いくつかのキータッチが反応が弱くなっている。これはストレスだ。また商売として考えると、ハードウェアが完全に故障をしてから買い換えるのでは遅すぎるので、少し早めに手は打っておく必要がある。何せ毎日何か締め切りはくるのだから、1日の作業停止も命取りだ。
スマホのほうはこれより深刻で、電話がかかってくるとスマホ画面がブラックアウトする。通話はそのままできるので、最悪とまではいえないが通話中の画面はまったく反応しない。そして相手が電話を切ってもらえるとスマホ画面は回復する。ただしこちらから切ろうとすることはできない。一度フリーダイヤルのところに電話し、案内番号を入力する必要があったとき、どうしようもなく、再起動するしかなかった。
というわけでパソコンの買い換えとスマホの買い換えについてリサーチを続けていた。スマホについては来週のネタにしようかと思っているので、今週は「物書きと講師業が仕事のノマドワーカー」がパソコンの買い換えで何を考えているか、という話をしよう。
私の仕事上、必要な要件は
・テキスト原稿がさくさく書けること
・パワポのスライド編集ができること
・メールの送受信が確実にできること
くらいだ。動画編集をするような他の仕事と比べるとハードへの依存度は低い。
一方で、購入にあたっての要件としては
・Windowsであること
・軽量であること
・薄型であること
・キーピッチが18~19ミリであること
・タッチパネルであること
・できればキーボードレスで稼働すること
・できれば25万円以上は出したくないなあ…
・できればみんな持っているのは避けたい
を基本的なリクエストとしている。
Macも試したがテキストエディタの自由度はWindowsのほうが勝るように思う。汎用兵器として考えたとき、Windowsは必要十分だと思う。軽量薄型についてはあまり説明がいらないと思うが、キーピッチについては18~19ミリないと狭くて、スピーディーな文字タイプには苦しくなる。また、ノートパソコンの操作においては、ちょっとした動作はマウスレスでできるようタッチパネルがあったほうがいいと思っている。
簡単にいえばMacBookAirがノートパソコンの形状としては理想的だ。実はWindowsはインストールできるので過去使っていた時期もある。今はタッチパネルでないため候補から落ちるのだけれど。
最近のパソコンでいえばSurfaceProが好みだ。これで充電がUSB Type-Cコネクターからできれば即決なのだが、充電に独自コネクターにこだわるところと、キーボードが少しだけ使いにくいことと、みんな持っているのが面白くなくて手を出さずにいる。
かつてはシャープのMURAMASAとか、dynabookSSという、MacBookAirの原型のような軽量薄型を好んでいた。実際にMacBookAirも2年くらい使ったあとはタッチパネル重視で、VAIO、ASUS、Lenovoときて今に至る。
消費増税前は本当に安値を出してくるかウォッチもしていたのだが、結果としては「あまり安くならなかったなあ」という印象だ。でもその割に、増税前はよく売れたようで各社の在庫は切れていた。VAIOとか思い切った値下げをしてくれたら買ったのだけれどちょっと残念だ。
dynabookと富士通、NEC、DELLあたりはどうもこだわりがマッチせず、「新機種への愛着」「新機種へのワクワク」が高まらず最終決断するに至らなかった。あと、LenovoやASUSには希望の機種がなかった。
そんな中で消費増税を迎え、「しばらく見送りかなあ」と思っていたら、hpのマニアックなラインをみつけた。しかも価格コムと比べて大幅な安値を直販で提示している。なんとSurface Proの新型を買う半額だ。
https://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/spectre_folio_13/
スペックの希望はほぼ満たす。あまり周囲に同機種ユーザーをみかけることがないという意味でも「似たもの」にならないのが嬉しい。ただし、唯一クリアしなかったのは「ちょっと重い」ということだ。
ただしバッテリーが19時間持つので、これは充電ケーブルを持ち運ばなければトータルでは差がないと判断することにした。逆充電(パソコンからスマホへの充電)もできるので、スマホ用のバッテリーを持ち歩かなければ荷物全体では軽量化されるかもしれない。
3連休限定セールだったので、3日間悩みに悩んで、最終日に購入を決断した。悩んでいたらさらに7%オフクーポンが見つかったので、最後は購入ボタンを押す気持ちがちょっと楽になった。
最近のパソコンの値下がりペースとスペックアップの競争ペースをみていると、ハードウェアメーカーは大変だなあと思う。しかしユーザーとしては、ハイスペックを3~4年使うより、ミドルハイくらいのスペックを安く買って、いっそ1年で使い潰すと考えるくらいがお得になっているようだ。
というわけで、この週末、新機種のノートパソコンが配送されてくる。月内は初期設定をする時間がなさそうだが、来月の中頃には新規コラムはそちらで書くことになるだろう。
今使っているLenovoのタブレットパソコンには、ほぼ2年フル活躍してもらった。書籍では4冊分、コラムではたぶん500本くらいをこの一台で稼がせてもらった相棒と別れるのはさみしくもあるが、新機種にも同じかそれ以上の稼ぎをもたらしてもらうことにしよう。
【オススメ】萌えは媚びではない センスある萌え四コマ~「Aチャンネル」を読む~
「Aチャンネル」というマンガがある。一度はアニメ化もされているし、最新刊で10巻の大台に達したので、その名を知る人は多いと思う。
このコラムは基本的に1巻か2巻で活きのいい作品を取り上げることにしているが、今回はあえて10巻に到達した作品を紹介してみたい。
この類いのマンガは「萌え系」とくくられている。実際、出版元である芳文社は萌え系でこの10年くらいは稼ぎまくっている出版社のひとつだ。しかし、萌え系にもいろいろあって、ただひたすらに萌えるシチュエーションを並べていくだけの作品と、作者の美意識というかセンスのようなものが基盤にあって、そのうえで繰り出す世界観が萌えるタイプのものとがある。
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