見出し画像

岩国城下町を歩いて歴史を想う / 秋冬は講演シーズン真っ盛り / 普通の男性はどう服を買えばいいのか~「服を着るならこんなふうに」を読む~

【週刊ヤマサキシュンスケもくじ】


【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

8/19 日経新聞電子版:「人生を変えるマネーハック」
「子どもに金銭教育」をマネーハック(3)
子どもにどう教える 働いて稼ぐ大変さ、ためる大切さ
8/22 楽天証券トウシル なんとなくから卒業!実践・資産形成術
会社員のiDeCo、本当は誰が入れるの?加入ルールと改正案
8/23 AllAbout 賢く生きる3分間マネーハック
家計簿の真価、ムダづかい撲滅より大事なことは何?
8/24 Yahoo!ニュース個人
本日報道の「iDeCo加入65歳まで延長」は実現性大

8/23 講演 中国労働金庫柳井地区推進委員会 金融教育セミナー2019 
勤労者のための「老後に2000万円」問題解消法
~退職金・企業年金という大きな支えに+αの備えで老後の安心は引き寄せられる~

【マチアルキ】岩国城下町を歩いて歴史を想う

金曜夜の講演で山口県は柳井に出かけてきた。東京から新岩国まで新幹線が4時間半ほど、そこからさらに車で30~40分ほどというアクセスだ。

講演は労働組合の声かけにより、100名以上の普通の会社員が集まって、普通の人が普通に幸せな老後を手に入れるためのお話をさせていただいた。「老後に2000万円問題」はたくさんの人を集客させる力があるので、あとは集まった人の未来をちょっとでも良い方向に変えられるかどうかは私のお話次第。一人でも多くの人の数十年後が幸せな老後になればなあと思う。

講演が終わって一泊して、東京に戻る前に、無理なお願いだったが岩国の名所巡りを少しだけさせていただくことができた。

まずは日本三名橋とも呼ばれる錦帯橋。木造のアーチ橋としては最長の部類だそうだが、なかか美しい。実際に歩いてみるとアーチの上部と下部は大人ひとり分以上の高低差があって、ダイナミックだった(しかし歩いている途中に写真を撮ってもうまく雰囲気は伝わらないのが難しいところ)。

山の上には岩国城があるのだが、そこまで登城する時間はなかったので、城下町を少しぶらつくこととした。

岩国城下は吉川家、つまり毛利家の家臣が江戸時代を過ごしたエリアだ。戦国時代は中国地方の雄であった毛利家も関ヶ原の戦いを得て大幅に領土を失い、下関に移ることになる。これが長州藩になるわけだが、関ヶ原の戦いで戦わない駆け引き(家康と毛利家と所領安堵のための策を講じていたという)をしていた吉川家も、領地を大きく失い、岩国の地に居を構えることとなった。

実際、歩いてみると家臣が暮らしたであろうエリアは川沿いの狭いエリアで、10分くらいで一辺を歩けるほどだ。広島と比べればその狭さは驚くほどだ。実際には川に沿って横長に伸びたエリアが米倉だったり、錦帯橋を渡った向岸にも城下町が広がっていたようだが、それでも相当狭い。

そんなことも考えると、戦に負けるということはなかなか大変だということが分かる(安国寺恵瓊は毛利家を残すために責任を取って斬首されているが、これにより毛利家はお家断絶を逃れたともみれる)。

そして一説によれば、狭いところに押し込められた恨みは長州藩の明治維新への原動力でもあったともいう。関ヶ原は明治維新の呼び水でもあったというのだ。

そんなことを考えると、岩国や萩~下関を歩くというのは不思議な感慨がある(下関には数年前に講演でお邪魔した)。

そして本やネットで学ぶだけじゃなくて実際に歩いてみると、また歴史の感慨も違ってくるなあとしみじみと思ったりした。

今回は日程の都合で子どもを連れて行くことはできなかったが、子どもたちは一緒に旅行してみたかったらしい。できれば歴史に興味を持ったころに機会を設けてまた山口県を訪問してみたいものだ。

(下記の写真はおまけ。岩国と言えば白蛇も有名だ。あなたのスマホに保存しておけば金運にも効果があるかも?)

【オススメ】普通の男性はどう服を買えばいいのか~「服を着るならこんなふうに」を読む~

男性を二つに大別するなら、「ファッション大好きで気合いを入れている人」と「ファッションはどうでもいい人」に分かれるだろう。もうちょっと分類すれば後者は「本当にどうでもいい人」と「こだわりすぎと思われるのは避けたいが、さりとてみっともないと思われるのはいやだなあと思っている人」に分かれるのではないか。

普通の男性はたぶん、一番最後に該当するのではないか。そしてそれは男性的には悩ましいところだ。

ここから先は

2,386字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?