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自販機専用ライム味コカコーラという上手な「売り方」 / 今週のオススメマンガ「ダンジョン飯」~もう一度緊迫感を取り戻し、次巻以降に期待大~ / 「けいおん!」と「マニアパレル」の関係

【週刊ヤマサキシュンスケもくじ】

【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

4/8 日経新聞電子版:「人生を変えるマネーハック」
今月しのぐ家計は卒業 入社3年目ならためて使おう

雑誌 月刊企業年金4月号(企業年金連合会)
リタイアメントプラン入門「老後資産形成に資する制度はiDeCoだけではない~社内制度は社内で知らせるほかない

【キンキョウ】自販機専用ライム味コカコーラという上手な「売り方」

節約の観点からいうと、自動販売機は基本的にオススメされない。そりゃそのはずで、割高になる買い方そのものだからだ。今やスーパーマーケットに行けば100円を切る価格で500mlのコカコーラが買えるのに、自動販売機で買えば160円なのだから割高なことこのうえない。

Coke ONアプリをインストールしておけばスタンプを貯められて、15本買えば1本無料になるが、16分の1と考えれば6.25%の割引でしかなく、やっぱり100円を切るわけではない。
(それでもCoke ONアプリは1000万ダウンロードされているそうだ)

これはコンビニでも同じだ。コンビニや自動販売機の24時間営業という「便利」の代償として私たちは割高なプライスを受け入れてきた。これはこれでビジネスモデルなので仕方がない。

そして、上手にやりくりできる人ほど自動販売機を回避して割高な買い物を巧みに切り抜けてきた(あるいは好みのドリンクが揃っている100円自動販売機を上手に活用してきた)。

自販機が値下げで対応するのはひとつの方法だが、人件費、設置維持コストなどを考えるとあまり賢い方法とは言えない。そもそもコカコーラは値上げを今後進めていく流れにあり、自販機値下げはむしろ考えにくい。

そこで考えられるのが付加価値をつけて「あえて自販機で買わせる」だと思う。前振りが少し長くなったが、先日みつけた「自販機限定コーラ」だ。

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