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No.03 ベストではなく常に「ベター」な選択肢を考えれば人生はなぜ良くなるか

【もくじ】
 ・ロシュツ:今週のメディア掲載情報
 ・テツガク:ベストではなく常に「ベター」な選択肢を考えれば人生はなぜ良くなるか
 ・オススメ:今週のオススメマンガ「アイドランク!」
 ・コソダテ:「いのちってなに?」

【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

今週は講演始めで、3つほどお話した。講演の内容とか機会があればクローズドのところで紹介してみたい。

1/14 日本経済新聞:「人生を変えるマネーハック」
共働き夫婦の資産形成 まず貯蓄、次に投資を考える
1/16 全国情報サービス産業企業年金基金(JJK)
 50歳代ライフプランセミナー基調講演
1/18 企業年金連合会 企業年金管理士研修 
 講演(確定拠出年金と受託者責任)
1/18 ライフプラン協会
 講演(100歳人生時代の老後に備える方法~変わるお金の「常識」~)
1/19 カカクコムマガジン
「お年玉はマネー教育の絶好のチャンス! 子どものムダづかいをとめてはダメ」
1月発行 ライフプラン協会「ALPS」<老後資金の作り方 Vol.4>
 老後資産形成のメンテナンス方法

【テツガク】ベストではなく常に「ベター」な選択肢を考えれば人生はぐっと良くなる

仕事においてもプライベートにおいても、私たちはついつい「ベスト」を模索してしまう。これはあまりよくない。そんな話をしてみよう。

「ベスト」の追求は常に上がある。それが客観的な世界記録にでもならない限り、常に改善の余地が生まれるからだ。つまり絶え間ないアップデートを必要とする。家事や仕事に世界記録保持者などいないのだから。

また「ベスト」を追求するためにはそのための準備を必要とする。学習し、常に自分がベストかどうかを検証する必要がある。自分を追い込み、叱咤していかなければならない。

つまりベストは疲れる。疲れることは続けられない。家事においても仕事においても、理想としてのベストは目標に掲げても「現実にベストを目指す」のはやめておいたほうがいい。

そう考えると「ベター」でいいことになり、世の中はぐっとラクになる。これ、意外に大事なことだ。

何事につけても「ベストじゃないけれど、おおむねいいんじゃないの?」というところを設定してみよう。

たとえば家事もパーフェクトを目指さなくていい。育児や教育も完璧でなくたっていい。そう思うだけで子育てはぐっとラクになる。「今よりもちょっとよくする」だけ考えておけばいい。部屋の片付けなんてベストなんて絶対考えない!

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