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【タノシミ】TOKYOはMANGAでできている都市なのだ

【シャープなこんにゃく~週刊ヤマサキシュンスケもくじ】
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【タノシミ】TOKYOはMANGAでできている都市なのだ

日本はアニメを世界中へ発信している国である。そして日本のアニメーションスタジオの多くは東京にあり、また東京を舞台設定することが多い。

「ゴジラ」はおおむね東京に出現する。「シン・ゴジラ」は地図でその移動をほぼ完全にたどることが可能で、遡上した川を実際にたどってみる人もある。最後は東京駅舎の前で戦いを行う。

「君の名は。」の監督は東京の高低差と地理をストーリーに織り交ぜて描くのが巧みだ。「君の名は。」の代々木駅や新宿の描写、ラストシーンで須賀神社へたどり着くまでの描写とあの階段の高低差の描写は実はほとんどそのままに存在する。

同じ監督の「天気の子」も池袋と新宿のあいだをチェイスしたり、スカイツリー周辺の低地が水没したりするが、現実をほぼ描写している。

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