《醫と毉》
旧字体って、色々な意味が隠されてて面白い。
医…鍼
殳…アンマ
酉…煎じ薬
毉の巫…天と地を結ぶ道理を伝える人のこと。いわゆる巫女。
なぜ、医療の医の中に巫があるのだろう。
それは、手技のみならず精神面でのサポートが必要だと言う事だ。
先日、古代石器時代に病気は発症しないと言う記事をアップしたけれと、唯一、避けられないのは人の『死』に対する悲しみ。
それを癒すための『巫』のような存在が必要だった。
その『巫』が用いたのは、音楽、舞、そして香りなど。
そう考えてみると、アロマやハーブの持つ力は、無限大ではないだろうか。
医術で『痛み』は取れても『苦しみ』は取れない事もある。
その『苦しみ』を取る事が出来るのは、その本人しか出来ない。
もし、1人で苦しんでいるならば、そっと手を差し伸べてあげられたら良いと思う。
※ 殳の意味は、諸説あるようだが。
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