BLAZE EV SCOOTER 2年使用後のレビュー

スペックの紹介や使用感のレビューは多くの人がブログや動画で紹介しているので、ここではある程度使った後のレビューをさせていただきます。
あと、気が向けば自分の使用しているやつの写真も載せます…気が向けば…

ここでいうBLAZE EV SCOOTERってのはこれです。もっと簡単に折りたためるやつもあるみたいですが。

公式からの拾い物

アフィ一応張っておきます
https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/2c34cd17.0dbda727.2c34cd18.1bf0e8a9/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fblaze-onlineshop%2Fevscooter%2F&link_type=picttext&ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJwaWN0dGV4dCIsInNpemUiOiIyNDB4MjQwIiwibmFtIjoxLCJuYW1wIjoicmlnaHQiLCJjb20iOjEsImNvbXAiOiJkb3duIiwicHJpY2UiOjAsImJvciI6MSwiY29sIjoxLCJiYnRuIjoxLCJwcm9kIjowLCJhbXAiOmZhbHNlfQ%3D%3D

先に結論

詳細については後述するとして、いい点と悪い点(不満点)を書いていきます。

いい点

  1. スクーターほど大きなスペースは必要とせず、玄関内でも折りたためば置ける 、小さいので車に載せられる

  2. 操作が簡単

  3. キックボードと違って座椅子があるのでしっかりバランスをとれる

  4. かなり小回りが利く

悪い点(不満点)

  1. 持ち運びが容易で馬蹄錠もハンドルロックもないので外(特に外出先)での駐車に盗難のリスクを常に感じる

  2. 自賠責保険証明書を携帯するためのスペースがないためひと工夫必要

  3. ライトがフォルランプ的なものしかないので暗い道は怖い

  4. 走行距離が往復25㎞なので、市外への使用には向かない

  5. 当然、バッテリー駆動なのでバッテリーが切れるとただただ重いキックボードとなる

  6. サドルが下がりやすい

  7. 機体が小さいので事故を起こすと身体がほうりだされるという不安感がある

  8. 方向指示器を出しているときの音がほぼ完全に聞こえない

  9. MAX30㎞/hなので、左折車を避けるときや左折専用レーンがあるときに直進するときのレーン変更が怖い

  10. 大きな段差は底が擦れる

以上な感じです。そこを考えたうえでBLAZE EV SCOOTER …というよりも電動キックボード(スクータ)がどういう人に向いているかについて書きます。

  • 普通のスクーターを置くスペースがない

  • 目的地は大体14,5㎞範囲以内で寄り道もしない

  • 電動自転車では不満

逆に向いていない人

  • 目的地が20㎞以上離れている場所への利用が考えられる

  • 電動自転車でもいい

  • 充電が面倒

といった感じかと思います。

購入した経緯

2019年に東京で就職したのですが、しばらくしてから自転車に少し飽きを感じたのと、マンションのスクーター置き場に空きがなかったのが理由で電動スクーターを購入するに至りました。

購入してから2年ぐらい

当時はまだレンタル電動キックボードもなく、導入している人もすくなくて結構奇特な感じの存在だったかなと思います。
そのうえで感じたことが上記のいい点悪い点不満点なわけですが、それぞれ少し細かくお伝えしていきます。

いい点

1.スクーターほど大きなスペースは必要とせず、玄関内でも折りたためば置ける、小さいので車に載せられる

折り畳みができるEVスクーターを検討する多くの人は駐輪スペースがないために検討しているかと思います。
公式での公表サイズは次の通りです。

大体長さが120㎝、横幅は25㎝ぐらいで収まる


よほど狭い玄関や、玄関までに至るまでに階段しかないといったような状況でもない限りは大丈夫かと思います。
実際東京暮らしの時は普通の1Kに住んでいたのですが、なんとか置けました。
とはいえ、少し存在感はありましたが…
あと、車に載せられるのもいいかなと思います。帰りに送ってもらうときにスクーターも載せたりしてもらってましたね。ただ、20㎏あるのでちょっと重いです…

2.操作が簡単

電動キックボードと同じで親指スロットルです。MTのようなクラッチ操作や、ATですら必要なアクセルを回すよりも操作が簡単なため、すぐ慣れると思います。
ただ、親指で押し続ける必要があるので少し指が痛いですが

公式の写真、これだけで発進する。

3.座椅子があるのでバランスを取りやすい

これは電動キックボードを使用した後に初めて感じたメリットです。
使用されたことがある人ならわかってもらえるかなと思うのですが、立ちながらのの操作というのはやっぱりバランスを崩しやすいです。
特に段差や障害物を避けるときがそうです。
そのことから、座れるというのはメリットかなと思ったので挙げました。
隣を走行する車にも立ってる人の横通過するの怖いと思うので、ほかの走行車にとってもメリットかなと思います。(まぁ電動バイク自体横通りたくないと思いますが)

4.小回りが利く

小さいですし、そりゃそうよって感じですね。はい。

悪い点(不満点)

1.持ち運びが容易で馬蹄錠もハンドルロックもないので外(特に外出先)での駐車に盗難のリスクを常に感じる

いい点としても上げましたがEVスクーターは小さくて持ち運びが簡単です。
ですのでだれでも持っていけます。
デフォルトでロックできる仕様が一切ないので自転車のようにチェーンやワイヤーで地球ロックやタイヤロックをしないと簡単に持っていかれるかと思います。
外出先ならともかく家で外でそのまま保管していると計画を立てられると簡単に持っていかれることになります。
一応スマートキーを解除していないときに揺らしたりするとアラームはなるのですが、だれも気にしないでしょうし、効果はないと考えていいです。
デフォルトでロックできるようにしてほしいですね。

2.自賠責保険証明書を携帯するスペースがない

EVスクーターの購入を検討している人の中には初めての車両の購入の方もいると思うので簡単に説明すると、所謂強制保険のときに発行される証明書は運転時に携帯が必須で、もし不携帯が指摘されると罰則が科せられます。

ですので、携帯が必須となっています。たいてい普通のスクーターは荷物を入れるスペースや工具入れのスペースがあってそこに保管しているかと思うのですが、このEVスクーターにはそんなものは存在しません。(六角レンチを使えば一応底が開きますが…)
そのため、EVスクーターに対して何らかの方法で持ち運ばせるか、運転者が携帯する必要があります。私は次のようなスマホホルダーに入れてます。

とはいえ、デフォルトで車体で運べるようにしてほしいところ

3.ライトが暗い

街乗りがメインになるかと思うのであまり気にならないかもですが、フォグランプみたいなランプしかないので全然明るくないです。
夜の運転は気を付けましょう(自戒)

4.走行距離が25㎞ぐらい

公式での航続距離は35㎞ぐらいなのですが、実際に使うとそういうわけにはいかず、大体25㎞ぐらいが限界です。
とうぜん帰ってくる必要があるので、片道12㎞ぐらいの目的地ならば行って寄り道せず帰ってくるぐらいが限界なので、遠出には使えません。
まぁ、EVスクーターを快適に使用できる街ならばそれ以上の距離は電車のほうが便利かもしれませんが…地元(大阪の南)はそうでもないので困ったものです。

5.バッテリー駆動なので切れると重いキックボードと化す

4.の続きの内容になりますが、もし途中でバッテリーが切れると町で充電することも難しいので押すかタクシーを拾うことになります。
交通量が多く、歩道に避けることができないところでバッテリー切れを起こすとかなり危ないのでバッテリー管理の意識は常にした方がいいですね。

6.サドルが下がりやすい

自転車のサドルのような固定方法なんですが、あんまりしっかり固定してくれません。走行中結構下がっていきます。
固く締めてもどうせ家で折りたたみますし、毎度しっかり固定させるのが面倒です。どうにかならないですかね()

7.事故の時身体が放り出されるという不安感

EVスクーターは機体が細いのもあって衝撃が身体全体へ来そうだと常々思います。あと、確実に身体が放り出される。

8.方向指示器の音が聞こえない

マジで聞こえないです。そのせいでよく指示器を直すのを忘れます。
実際には本体(バッテリーの入っているところ)から音が鳴っているのですが、蓋をしているとマジで聞こえないんですよね。
最近バッテリー交換時に少し試したところ音が鳴ってびっくりしました。それまでは音が鳴っていることを知らなかったので。
なんか法律に引っ掛かりそうな気がしないでもないです。

9.MAX30㎞/hしかない

スクーターだから30㎞/hで十分かと思いますが、実際に走行すると守っていると逆に危険な状況というのはたびたびあります。
例えば駐車や左折車を避けるために第二レーンへ車線変更が必要な時や第一レーンでは直進、右折できないため第二、第三レーンへの車線変更が必要な場面がそうです。
その時に30㎞/hしかでないというのは後続車がぶつかってくるという危険があり、実際運転していてもかなり怖い状況です。特に7.で述べたように身体に危険が及びやすい状況なので無理は絶対にできません。
左折車なら後ろで左折を待つといったこともできるのですが、時間が解決する状況はまれで、実際は車線変更が必要な時のほうが多いです。
私は、車線変更が必要な時で危ないと思ったときはあきらめて電源を落として歩行者として押して交差点を渡ったりします。(これもかなり反則技ですが)絶対に歩道を走行はしてはダメですし。。。
せめて35㎞/hぐらいまででるならまだましなんですがね

10. 大きな段差は底が擦れる

EVスクーターとしてはタイヤはデカいですが、まぁそれでも小さいので歩道の段差でも厳しいです。よほどのことがない限り段差を避けないと底が傷つくので、できるだけ避けて走行することを意識せざるを得ないですね。


さいごに

いろいろ書きましたが、私はEVスクーターを買って満足しています。実際東京に住んでいた時(今は大阪)はお台場なりゲームセンターなりへこいつでよく向かってました。
また、購入時にナンバープレートを代わりに取得してくれるのでわざわざ地元に戻る必要がなかったのも地味に助かりました。最初は親に頼もうと思っていたので。

上記には書かなかったのですが、もう2点不安点があって、1つはエラーコードの意味が分からない、もう1つはバッテリーが高いってことですね。

3か月前、E6というエラーコードを吐きながら道中にスクーターが止まったのですが、原因が公式で書いてないんですよね。それで電話で問い合わせたところバッテリーの寿命らしいです。
そこで、代わりのバッテリーを調べたのですが、これが高いんですよねぇ
↓ヨドバシの販売ページ

https://www.yodobashi.com/product/100000001005766945/

本体も安くないので、正直購入を迷っていたところ、本体をばらしている記事を見つけまして。確認したところ普通のバッテリーを使ってるみたいでした。
現在は結局中華の安いバッテリーを代用してます。
一部のレビューではバッテリー一体型とか書いてたりしてましたが、中に普通にバッテリーが載ってるだけです。

もち研 続・続・BLAZE EV SCOOTERっていう電気スクーターを買ったよ (修理・改造編)

そんなこんなでだらだらと書きました。
先に言った通り、私はこれを購入して満足てます。またスクーターの楽しさも知れました。
そんな私は現在中型二輪免許の取得のため教習所へ通ってます。

以上

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