知っているようで知らない話【忌日】
こんにちは。
今回も、皆様の知っているようで実は知らない、
日本古来の意味のある物品やしきたりについてお話しします。
きにち【忌日】
仏式では亡くなった日を含め7日ごとに7回(初七日から四十九日まで)法要を営み、四十九日の法要を持って忌明けとします。
この期間を中有、あるいは中陰といいます。
この後の法要は、百カ日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌(二十五回忌)と続き、三十三回忌あるいは五十回忌をもって弔いあげとすることが多いようです。
神式では、仏式の法要にあたるものを霊祭といい、10日おきに霊祭を行い、50日祭を持って忌明けとします。キリスト教では、カトリックの追悼ミサ、プロテスタントの記念式が、仏式に法要にあたりますが、忌明けの習慣はありません。
いかがでしたでしょうか。
日本にはたくさんの伝統がありますが、本当の意味や背景を知ると、また違う捉え方ができるようになりますね。
私たちは、そんな「日本のこころ」をこれからも発信していきたいと考えています。