葬儀後の諸手続き講座①〜葬儀後のチェックリスト〜
ご家族の死は、突然訪れることが多いもの。
故人に近い立場であればあるほど、悲しみに浸っていたいものですが、
やらなければならない手続きがたくさんあることも事実。
このコーナーでは、葬儀後の諸手続きについてご紹介してまいります。
チェックリストを作っておこう
葬儀後に行わなければない手続きには、
①個人の免許証の返却やクレジットカードの退会届
②個人の年金の停止
③個人の確定申告
④医療費控除の手続き
⑤各種名義変更
などがあります。
このような手続きの中には、さまざまな書類(住民票、印鑑登録証明書、戸籍謄本、戸籍抄本、除籍謄本、除籍抄本、死亡診断書など)が必要になるものがあります。
必要書類の申請には手数料がかかりますので、手続きごとの必要書類及び手数料をあらかじめチェックして、一覧表にまとめると便利です。
住民票、印鑑登録証明書、戸籍謄本、戸籍抄本、除籍謄本、除籍抄本については市町村の役所で申請すればもらえますが、死亡診断書は亡くなった病院で、臨終に立ち会った医師に書いてもらわなければなりません(有料)。
交通事故で亡くなったり、自殺や他殺などで亡くなった場合は場合は検死が行われます。
検死によって死因が特定できない場合は、司法解剖が行われ死体検案書が出ます。
死後の手続きで一番早く行わなければいけないものは死亡届です。
死亡届は無くなったことを知った日から数えて7日以内に故人の本籍地または届出人の住所の市町村役場に死亡届(死体検案書)を添えて届けなければなりません。
葬儀後には火葬や埋葬を行わなければならず、そのための許可証を交付してもらう関係もあるので、なるべくはやめに手続きをしましょう。
届出は親族以外でも可能なので、ご希望により風之荘が代行を行います。
免許証や保険証の返却の手続き
故人の年金手帳(年金証書)や、健康保険証、自動車の運転免許証、パスポート、クレジットカード、各種会員書などは返却しなければなりません。
手続きには死亡したことを証明する書籍(死亡診断書や戸籍謄本、戸籍抄本など)の写しと印鑑を用意しておきましょう。
健康保険証や年金手帳は市町村役場の窓口へ。
この時に遺族年金の切り替えの手続きも一緒に行います。
運転免許証は警察へ。
調理師免許などは、発行元へ返却します。
クレジットカードや各種会員証についても、発行元に連絡して名義人が死亡したことを告げ、退会に必要な手続きを行いましょう。
この手続きを行わないと、年会費などが自動的に口座から引き落とされる可能性があります。
自動引き落としといえば、電気・ガス・水道などの公共料金や、電話・テレビ受信料・新聞代などについても名義を変更しておきましょう。
もしも故人が名義人になっていた場合、金融機関が名義人の死亡を知った時点で口座を停止するので、口座から自動引き落としになっている公共料金などの支払いができなくなってしまうからです。
いかがでしたでしょうか。
突然のお別れにより、それまでは経験のない手続きなどが出てきます。
いつ自分がその手続きをしなくてはならない立場になるかは、誰にもわかりません。
これからも知っておくと、後で役にたつかもしれない
「葬儀後の手続き」を発信していきます。