ひとり居酒屋1

確証あるニュースソースもない、学術的な知識もない素人。下戸ではあるが、たわいもない酒席での世間話なので「ひとり居酒屋」とタイトルした。
頭の整理のため、出来るだけ「桶屋の論理」よろしく、箇条書きで。

●旧統一教会のこと

1 安倍晋三が暗殺された

2 政治家としての評価は様々としても、歴史上、世界規模でも稀な事件

3 犯人の動機から、一気に政治との関わりが露呈

4 政治家は関係を断つ宣言(はぐらかし/隠匿/政党本体での身体検査なし等の問題あったとして)

5 教会側は弁明と正当化

6 紀藤氏などが主張する仏セクト法に倣った法整備が成されるかは疑問

7 とはいえ、流石に今後も関係を持つのは困難

8 元来、票集めに寄与する程の団体ではない。人材と金の供出がメイン。

9 政治家は他から不足を補わなければならない。

10 希望的観測だが、金のかからない選挙制度(例えばポスター掲示ひとつ取っても)に動くかもしれない。

11 教会側は、かなり動きづらくなった。信徒勧誘はより難しくなるし、本部から要求される額は送金出来ない。

12 流行りのガーシーよろしく、教会側が暴露をチラつかせる可能性あるが、それこそ諸刃の剣。

13 付け加えて、公安/警察も沽券に関わる事態で警備態勢は見直さざるを得ない

14 もう一点、全世界のトップニュースとなった以上、少なからず観光産業には影を落とす。日本は、古くて新しく/美味しく/安全な国だったのに。

結果、教会は弱体化し、政治は少しだけクリーンになり、安全確認がなされる、、、として、だ。
これ、ワイドショーでの総意でありながら、犯人/事件を肯定することになっちゃうから誰もハッキリとは言わない「犯意の成就」なんだ。いや、成就の上に犯人も想定しなかった(今風に言えば)世界線を変える事件となった。

今更ながら、勝共連合からの歴史まで遡り、現在も続く関係も知った上での犯行計画に驚かされるが、、、それは我らが無知なだけであり、当事者である犯人にとっては身をもった体験/人生を壊された事実があるわけだから当然だ。

92年の合同結婚式騒ぎを毎日テレビで見ていた。当時は結婚式の様子を奇異なものとして格好のワイドショーネタとして扱っていたし、我らも捉えてしまっていた。立件された霊感商法被害は新聞/ニュースでも報じられたと記憶しているが、桜田某は報道ニュースで取り上げるネタではなかった。
オウム事件もリアルタイムで経験したが、統一教会にそこまでの危機感を抱いていなかった。オウム事件を経て、公安や警察も他に目を光らせてると思い込んでいた。

今回、紀藤氏や有田氏が追い続けていた事を知り、逆にマスコミは取り上げてこなかったのも黙認してた。

あぁ、反省。貧乏小市民が何か出来たわけじゃないが、興味と疑いを失ったら終わり。もう遅いけど。

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