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【UEFN制作日記】Mirage Hunt TOKYO SHINJUKU/ミラージュ・ハントin新宿

UEFNというツールを使って作りました!フォートナイトから誰でも無料で遊ぶことができます!ぜひ、プレイして感想をお聞かせください!

ゲームタイトル:Mirage Hunt TOKYO SHINJUKU/ミラージュ・ハントin新宿

まずは、ゲームのプロモーション映像をご覧ください!
【Map Code】7132-1928-6318

バーチャル新宿に点在する無数のミラージュ(球体)を破壊し最高スコアを目指すガンゲームです🎮
誰が最も多くのミラージュを破壊できるか競い合おう!
※株式会社スペースデータと共同開発

ゲーム内容解説

今回の舞台は、バーチャル新宿です。
株式会社スペースデータさんが所有するバーチャル新宿のアセットを使ってゲームを作ってほしいと依頼され共同開発させていただきました。私は、ゲーム内容の企画から制作までを担当させていただいてます!素晴らしい機会をいただき感謝です。

超リアルなバーチャル新宿アセット

ちなみに、このバーチャル新宿のアセットは、人工衛星データとAIと3DCG技術をかけ合わせて実現されているそうです。詳しい技術のことは私にはよくわかりませんが、未来感があってとにかくすごい。(語彙力)

さて、ゲーム内容ですがシンプルです。無数に散らばるミラージュ(球体)を撃って撃って撃ちまくりましょう!
制限時間10分。1個破壊するごとに+1ポイントです。
友達と最高スコアを競い合ったり、ミラージュ全消しにチャレンジするのもありです。

連射系の武器で撃ちまくれ

余談)ミラージュはプチプチ壊れていくので緩衝材のプチプチをひたすらつぶすような快感が味わえるかもしれません。

プチプチ

武器の中にはエアストライクも用意してます。上からミサイルの雨を降らして、効率的にミラージュを破壊していくというのもまた一興。

降り注ぐエアストライク

さらに、グラインドレールを街全体に敷いています。グラインドレールでバーチャル新宿を見て回るという楽しみ方もいいです。本当にリアルですごいアセットなので存分に堪能してください。
※画質設定は最高にするのをおすすめします

グラインドレールでバーチャル新宿をかけまわろう

このゲームの制作ポイント

今回は、バーチャル新宿のアセットを使うという前提もあり、ゲーム性をいかにこのアセットに加えるかという挑戦でした。企画アイデアはいくつも考えたのですが、ゲームとして成立させるのに正直だいぶ苦戦しました。

最初は、新宿マップを逆さにしたり、海に沈めたり、バーチャルならではの加工をいれるアイデアを練っていましたが、せっかくこんなにリアルなアセットなので”バーチャル新宿そのものの景観を楽しめるようなゲーム”を目指したいなぁという結論になりました。

そのため、
①リアルな新宿の街並みはいじらずにゲームを成立させたい。
②広いマップをエリア限定することなく使えるようなゲーム
という制約をかかげながら企画を練りました。

とはいえこれはこれでむずかしい。
広いマップでゲームを成立させるには、割と工夫が必要というのを後から思い知りました。

手始めに、過去制作したグラインドレールで乱闘するゲームや

ジップラインで的あてをするゲーム

ジップラインの的あてゲーム

スプラトゥーン3のガチヤグラのようなゲームなどを実装してみました。

しかし、いざテストプレイをしてみるとどれも、移動する必然性やスピード感にかけるなぁという感想を持ったのでボツに。かれこれ4、5回は作っては破壊を繰り返しました。

迷走したのち、いきついたのがミラージュ・ハントでした。

ミラージュ・ハントのゲーム性のポイントは、的(標的)とグラインドレールがそこら中にあるという点です。めっちゃ単純なんですがそこが肝です。
広いマップの場合、標的が1箇所に集中するような設計だと移動する必然性が生まれないし、中途半端な数の標的を配置すると長距離移動がだるくてゲームのスピード感を損なうという感想を持ちました。

標的の密度を極端にあげ、かつ長距離にわたって標的を無数に配置することで、移動する意味スピード感を持続するような工夫をしてみました。

また、単純なバトルマップだと人数が揃わないと成立しないので、一人でやってもいいし、マルチプレイでもやってもいいゲームになっているというのもポイントです。

余談ですが、ミラージュは今回合計1000個配置してますが、本当は5000~1万個くらい設置する予定でした。ただ、新宿アセットそのもののメモリが予想以上に容量を食っていたので断念しました。容量的にもギリギリを攻めたマップで、その点においても勉強になりました。

容量にもう少し余裕があればミラージュを動かしたりいろいろギミックをつけたかったのもあります。フォートナイトのメモリ上限が今後解放されるようなことがあればアップデートも検討してみたいと思います。

以上
私以外のクリエイターさんもスペースデータさんとコラボして新宿マップを題材にしたゲームをどんどんリリースしてるようです。

同じアセットを使ってもクリエイターによって発想が違うのでおもしろいですね!今後どんな新宿ゲームが出てくるか1ユーザーとして楽しみにしています!

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