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まったりと音速で、ソニックフロンティアプレイ記録

昨年11月にソニック作品初のオープンワールドということで中々の話題の中発売されたソニックフロンティア。もうすぐ1年ですがようやくやり切れた感があるので思い出を綴ります。
本編クリア(真ん中の難易度)+アーケードモードで電脳空間全Sまでです。
電脳空間チャレンジやエクストリーム・ストーリー考察もそのうちやりたい・・・。
(注意)記事の性質上、ネタバレ要素が沢山あります。

プレイのきっかけ

実はソニックシリーズには触れたことが無かった自分が購入に至ったきっかけ。それは完全に音楽でした。
冗談抜きで音楽で買うゲームを選ぶので、I'm Hereを聞いてこんなゴリゴリのロック聴きながらゲームできるんか、、!と俄然興味が沸いてしまいました。

電脳空間に一生囚われていたい

過去作のオマージュが多いらしい電脳空間ことスピードランステージ。過去作プレイしたことが無い自分にとってはすべてが新鮮で、正直めちゃくちゃ好きです。
クロノス島に降り立ってすぐ飛ばされた1-1。寂し気な音楽から一転、くっそかっこいい曲流れ始めた!ちょっと待って欲しい。ボス曲がかっこいいのは知ってたけどスピードランの曲までこれほどとは聴いてない。東方Projectの楽曲と弾幕のスピード感の融合にドはまりした自分がこの電脳空間を好きにならない訳がない・・・!
ということでとにかく各電脳空間の楽曲・デザイン性が総じて非常に好みでした。

電脳空間ステージ、相似てゲーム性は疾走する気持ちよさと、コースの難しさが絶妙だと感じました。
思い切ってスピードを出しても集中すれば以外とコースアウトしないようにできている。複雑で覚えきれるか!と思うステージギミックも走ってみると意外とすんなりと身体が覚えていって、自分がすごいコトをしている気分になれる。改めて思うと電脳空間のステージ構成は見た目こそ派手で複雑に見えるけど意外とシンプルで迷いづらい・直感的に進みやすい設計になっていると感じました。
いくつかの√が有って、決めポイントで正しい道を選べていればあとは直感を信じてガンガン進んでいけばSタイムが出せる!という印象で良いバランスになっているなあ、と。

ステージによってSランク難易度が大きく違うのは、今回オープンワールド主軸だからこその配慮でしょうか。すべてのステージをSクリアしなくてもストーリーは進行できるのでスピードラン苦手な人は簡単目なステージでエメラルドキーを稼げる、俺は難しいステージをガンガンTAしたいんだ!と言いう人向けのステージも用意されてる。1-2とか1-2とか1-2とか。
でもソニックベテラン勢からすると全体的に易しめかもしれませんね。

電脳空間は楽曲やステージ各論各論で色々話したいけど、他のことを書けないのでいったんここまで。

音速でオープンワールド

他のオープンワールドとはかなり一線を画すシステムです。個人的にはこれはオープンワールドという名のアスレチックランドだな!というのが感想でした。
マップに散りばめられたアスレチックギミック。乗って完走すると思いがけない場所に降り立てたりアイテムがいっぱい手に入る。うっかり乗ったら結果的に行こうとしてたのと逆方向へ大きく戻されることも稀によくあり道に迷いやすい自分はよく途方にくれましたが。。
ソニックフロンティアのマップは根源的に「ギミックの遊び」を楽しむ!という点に重きが置かれているのだと思います。もし思ってたのと違う方向に飛んでもソニックのスピードならすぐ戻ってこられるし。
時間がない中でゲームをしているとつい効率的に進めようとしがちで、マップで遊ぶ根源的な楽しさを自分が十二分に味わえたか、自信が持てずにいます。
ちなみに矛盾しているようだけど、釣りはチート過ぎる気がしてウラヌス島辺りまで封印してました。

意外とやりごたえがあったのがマップ開放ギミックやイベントのミニゲーム。一つ一つがゲームとしてしっかり完成されていて、後半戦になると普通にミスれないレベルの難易度になったりします。
個人的に、カオス島あたりでの空高く打ち上げられて地面に戻るまでのTA(橋をかけるイベントだったかな)が意外と難しくて楽しかった。

そして、ジュークボックス機能について。
自己矛盾が甚だしいのですが、ゲーム中のBGMは演出を超えてそれも含めてゲームの一つだと思っています。なので基本的には制作者が用意したその場面場面での楽曲を楽しみたい気持ちはある、あったけどソニックフロンティアに関しては自分は早々に常時にジュークボックス一曲リピートモードにして激しい曲をガンガン流しながスターフォール諸島を進んでしまいました・・。クロノス島は I'm Here、アレス島のときはSonic Heroes、カオス島はPlanet Wisp、以降はOpen Your Heartを大体流してた。流す曲によってゲームの雰囲気・心持ちが全然変わって自分でゲームの世界観をデザインできているような感じがしてとっても幸せでした。
しかしそれゆえにデフォルト楽曲をほぼ聴かなかったのがかなり後悔している所。一つの島でも進行度・ストーリーの展開に合った楽曲が用意されていたようで、今度はちゃんとデフォルト曲を聴くために強くてニューゲームしても良いかなと思い中です。

ボス戦はどのボスも対抗手段が明確なのが特徴的です。一つ一つのボス戦が違うゲームをしているような感覚。パリィ判定はもっと厳しくてもよかったかも。

ソニック、クールすぎん?

正直な所、ストーリーはまだ3割くらいしか把握できていないです・・!登場人物はソニックしか知らない、カオスエメラルドというワードも初見状態だったので一度で理解はちと厳しい。
だけど大枠を追うだけでも熱くなれる展開で、何よりソニックってこんなにカッコいいやつだったんかと衝撃・・。
実はプレイ前は勝手にソニックってスピード狂で単細胞な性格かなと思っていたのですが、全然違くて非常にスマートでクールでだけどポジティブなやつだったのですね。ゲームの主人公って悩みながら成長していくタイプが多いように感じますが、ソニックは悩む必要なんかなくて最初から完成されたヒーローだな~と。とても好みでした。ソニックが目を細めて得意げに笑う顔が好き。あとエミーめっちゃ可愛い。

カメラワークが良い

ソニックシリーズの伝統なのでしょうが、ダイナミックなカメラワークに惚れ惚れしました。
レール滑空や、振り子ロープ(?)アクション時にカメラ引きになったときの、ソニックが早すぎてプレイヤーすら置いて行ってしまった感、三人称視点
での疾走感は流石というところ。
オープンワールドでアスレチック中に2D視点になって自由が無くなるのは賛否両論あったようですね。アスレチックからの途中退室が即できるようになっていたら良かったのかも?

ソニックスーパースターズが楽しみ

ソニックフロンティア。オープンワールドゲームは昨今数あれどソニック・ザ・ヘッジホックが持つキャラクター性、ハイスピードアクションのゲーム性、良い意味でガンガン主張してくるBGMがこのゲームを唯一無二なものにしていると思います。システムに戸惑うこともあったけど、正直とっても楽しめて個人的な好みにも刺さりました!
次にまたオープンワールドなソニックシリーズが出たら今度はもっと都市型マップもあると嬉しい。
しっかりソニックシリーズのファンになったので王道の2Dソニックもやらねばなるまい、ということで秋のスーパースターズ発売を楽しみにしております。

電脳空間の好きなステージについて語る記事をまた今度書くかも。

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